飲食店はブランド力でイメージも売上もアップ!作り方編(神回)





新町です。





この記事、評判が結構ありました。




飲食店で分かるブランドとは何か?ファンを作るブランディングとは?






「今までモヤッとしていたブランディングですが、新町さんの記事でスッキリしました!」という感謝のご意見まで読者様からいただきました。(わざわざ、ありがとうございます。)m(_ _)m







やはり、ここまでブランドに対して詳しい情報を書いているブログがないので、混乱されている人が多いみたいですね。汗





 
 
 
そういった意味では、この記事を読めばブランドの作り方が分かってスッキリすると思います。
(あと、いい加減な”机上の空論でかたるデタラメな情報”に騙されず済みます)汗





で、この記事でも説明してきましたが、これからの時代の外食ビジネスは、ブランディングが大きく影響してきます。





お客さんにとって価値のある商品やサービスを提供し、共感してもらうかどうかですべてが決まる





と言っても過言ではありません。





このように長くつづくデフレ下では、多くのお店の廃業があとをたたず、コロナの影響や消費税が10%になった今の時代では、もはや美味しいお店だけのマーケティングは無意味と化したわけです。
(多くのお店が苦戦を強いられています。汗)





だからこそ、ブランディングをして「お客さんに価値を届けて共感をしてファンを作る」という意向に合わせていくマーケティングこそが必要になってきます。
(楽に稼いでいる飲食店オーナー様はみんなこのことに気づいています。)





つまり、お客さんが喜んで価値に共感してもらえる”ブランド”を作ればいいわけですね。
 
 
 
 
マーケティング戦略において、中長期で考えるべきことは、このブランディングで、プレファレンス(萌え度)と呼ばれる、ブランドの好感度を持ってもらうことを最優先として考えています。
 
 
 
 
なんだ新町、プレファレンス??
 
 
 
ユーは英語でごまかせば、お前はバカなのに、少し頭が良く思えると思ったか??
 
 
 
 
 
 
そう思われた方もいらっしゃったことでしょう。
 
 
 
 
 
そうですね、ごもっともです。(汗)
 
 
 
 
 
このプレファレンス(萌え度)とは、好み、贔屓、選好、優先、優先権などの意味を持つ英単語。
 
 
 
 
このブランディングで大事にするのは、このブランドに対する好感度や優先度をなどを、お客さんの頭の中の選択肢の中に作っていく活動これが、ブランディングだと言えます。
 
 
 
 
 
そして、日本は主に、商品サービス技術が優先的に考えられていますが。
 
 
 
 
 
海外は商売自体、会社自体、商品サービス自体、技術自体だって、ブランドだと考えて、とても大事にしています。
 
 
 
 
 
このブランディングを売上としてなんの役に立つのか?
 
 
 
これをブランディングを売上の構造を分解(構造化)してみます。
 
 
視点:分ければわかるという視点、細かく分けていけばいつかは分かるという視点
 
 

視点:分け方には、掛け算に分ける方法という視点、足し算で分ける方法という視点に分けて改めて売り上げを様々な視点で考えてみるとですよ。
 
 
 
 
売り上げ=

①人口×認知率×購入率×購入個数×購入頻度×購入単価
 

②来店者数×来店者購入率×購入個数×購入単価×購入頻度
 

③1号店舗売上+2合店舗売上+3号店舗売上+4号店舗売上

④男性売上+女性売上+性的少数者(LGBT

⑤Aサービス売上+Bサービス売上+Cサービス売上
 
 
 
このようなところですね。
 
 

そしてこの分けるという視点で考えてみますと。
消費者が購入を決める際のブランドの主要要素の流れを順番で並べると。

Awareness(%)       認知率(チラシ)
Distribution(%)      店頭での配下率(チラシ、メニュー、パンフレット)
Display(%)        店頭での山積率(ポップ、メニュー)
Trial(%)         購入率(ポップ、動線誘導、メニュー)
Repeat(%)       再購入率(DMハガキ、ニュースレター)
Pricing          平均価格(ポップ、ブランド向上、セット売り、松竹梅、メニュー)
Purchase Frequency   購入頻度(次回予約、カウセリング計画)

 


これらの主要な要素に数値を当てはめることで、ブランド力による売り上げを計算することができます。

 
なぜならば、ブランド力が世の中に大きな影響力を与えられるのは、主に、認知率と購入率と購入単価しかないからです。
 


① 売り上げ=人口✖️認知率✖️購入率✖️購入個数✖️購入頻度✖️購入単価

 

ただ赤い字でない要素はブランドではコントロールすることができない(難しい)要素となりますので、労力を割くべきでなく、ブランド戦略では基本的に扱わないように考えます。

 


あとはこの3つの構成要素がどのような活動によってブランドの上下するのかを理解し、適切な打ち手を考えるだけ。

なぜならば、人口や認知度には、限界があります。
 
 
 
そのエリアの人口を自由に増やすことがコントロールできない限り、商圏の大きさや人口に対する認知度もある程度の限界があるので、限界が必ず出てきます。
 
 
 
 
しかし、人の好意度つまり、プレファレンス(萌え度)はいくらでも高めていくことができ、その力には天井がないとマーケティングでは考えられています。
 
 
 
 
そしてそうやってそのお客さんの頭の中に築き上げたブランドの萌度の高まりを、ブランドエクイティ(ブランド資産)と言います。
 
 
 
そうなんです、マーケティングの過去の偉人と呼べる先人たちは。
 
 
 
 
 
 
このブランドを資産と考えて、大事に育てていくべきだということを、先天的に知っていて。
 
 
 
 
 
 
 
その大事さを呼び名で後世に残してくれたのです。
 
 
 
 
 
 
今日は、そのことを歴史的な名書でそのブランド作りについて説明していこうと思います。

 





ビル・ゲイツや信玄も学んだ「孫子の兵法」でブランド化をつくる!!








この”孫子”大先生が今から2500年前に中国で書いたと言われる「兵法」については、このブログの賢明な読者様ならすでにご存知だと思われます。
















この孫子大先生はどんな人なのか・・・?





”孫子”大先生は何を教えているのでしょう?


孫子大先生のことを新町は調べてみましたよ。
すると私は驚愕してしまいました…(@_@;)


なんと「孫子の兵法」から学んだ方々が偉大な成功者たちだらけで息をするのも忘れてしまうほどでした。汗
 
 
 
 
ちょっと調べただけで、三国志の曹操、信玄、ビル・ゲイツ、ナポレオン、東郷平八郎、ナポレオン…etc





「あっ!? ナポレオン2回言ってましたね。汗」




 
 
もう、キリがありません。汗💦
 
 




 
なんとあのソフトバンクの孫正義さんまでもが、こうして2500年を通して学びつづけている。
 
 
 
 
 
 
もう”孫から孫へ”なわけですよ・・・┐(´~`;)┌


 
 
 
 
調べる中で名前は出てきませんでしたが、どうやらドラゴンボールの”悟空”も怪しいですね、もうここまでくると・・・


 
 
 
 
ブランド化からちょっと外れた話になりましたが。





僕が何を言いたいかと言うと。


 
 
 
 
 
この孫子は、主に戦略について兵法を説いています。






なので、この優れた戦略本を使って、ブランド化を図ろうという試みです。( ̄ー ̄)bピキーン♪


 
 
 
 
しかし兵法と聞くと、”戦い方だけを中心に書いた”「敵を倒すだけの書物」だと新町は勘違いしていたのですが






 
 
それだけでは、この書物が長く多くの偉人たちに愛読され続けてきた理由にはなりません。。。(o´_`o)



 
 
 
 
意外にもこの書物の優れた秘密は他に理由があったのです。



 
 
 
 
それは負けない戦略、つまり「戦わずして勝つ戦略」に多くを説いています。





「戦う両者ともども、疲弊してしまうから、戦うな!!」






「戦うといいことないぞ!! やめとけ!!」






と言っているんです。汗





※これって!?、われわれ小さな飲食店の趣旨と一緒じゃないか??




 
 
 
 
この”孫子の兵法”は、中国の戦火が激しい2500年前に13篇を通して戦略を説いています。



 
 
 
今の日本企業において戦火が激しい社会なわけです。
(つまり、長くつづく戦国時代ともいえます。】
 
 
 
 
 
これは、今の飲食店を営むあなたなら多分、首を縦に振って納得いただけるはずだと思います。
 
 
 
 
 
 
そしてこの兵法は、1篇から6篇、つまり約半分の篇まで、ひたすら「戦うな、いいか〜絶対戦うなよ」、と繰り返し言いつづけているのです。
 



 
 
兵法なのに戦うなとは、以外ですよね??
 
 



 
だから、いくら勝つためと言っても、ただただ戦略とは”敵を倒す”ということにはあてはまりません。
 
 
 
 

「戦わずして勝つ」


ということこそ、戦略の本質であるということを教えてくれる優れた書物だったのです。汗



ちなみに孫子の兵法の有名な言葉は、後で説明するブランド作りに大きなヒントになってきますので。




まずこんなもん、くらいに覚えておいてください。




孫氏が唱えているのは。




・戦わずして勝つべし



・兵は詭道(きどう)なり(戦いとは相手をあざむくことであ る)



・敵を知り己を知れば百戦危うからず




これらを何となくまとめると。



「戦わなくても最初から勝てるポジショニングをとれ」



と言っています。



だから次の章から戦わない備え「孫子の兵法第1篇~6篇」までを使ってブランド作りを解説していきたいと思います。





 
 
 

孫子の兵法を参考にブランド化を図ろう!!

 
 
 
 
 
 
 
 
孫氏先生の教えに沿って、ブランド化を作っていきましょう。




これを知れば大丈夫、あなたもすぐ独自のブランドが作れますから!!




この情報があなたにお役に立てれば幸いです。






では、このまま読み進めていってください。m(_ _)m




ブランディングの準備を怠るな、己の道を作れ      第一章:始計篇







まず最初にあたるこの部分は最も重要なことを言っております。



「まず戦うにあたって大義や意義があるのか?」




兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり





「国家にとって戦争とは一大事なのです。


国民の安全や生死に関わることなので慎重に検討しなさい」

という意味になります。





当然ながらビジネスを始めるにあたっては、お金や人などの多くの資源がかかります。





これは、戦争もまた一緒で、お金と人など、多くのものを消費します。



なので、じっくりと考慮して注意深く行うことということが重要だと教えています。



 
 
あなたは何のためにそのビジネスをするのか?
(なぜ?Why?)





そして、そのために誰を(Who?)幸せにするのか?





このことを深く考えブランディングしなければなりません。




この問いは、お客さんの共感という感情を得るための重要な部分となります。




つまりはブランド化のとって核心的な部分です。




なので気を抜かず頭に汗をかきつづけて考え抜いてほしいところです。





例えば、前回の記事に出てきた格闘マンガの例をあげると。





ワンピース ⇨ 「海賊王になる!!」



NARUTO(ナルト) ⇨ 火影を目指す!!」




北斗の拳 ⇨ 「愛するものを守り、愛を取り戻す!!」
 
 
 
 
愛深きゆえに愛をすてた男サウザは関係ないです。
 
 
 
 
そこまで行くと、話が複雑になりますね。
 
 
 
サウザは忘れてください。





このように一見、実現不可能と思えるシンプルな目標に挑み、成長する主人公たちに私たちは強く心を奪われてしまいます。







これが、ワンピースなら「少年たちの友情冒険記」、北斗の拳なら「筋肉バカの鍼灸師殺人拳」だとしたら、人々は心惹かれていないでしょう。
(北斗の拳は少し面白そうなタイトルですが・・・)笑





※だから、「何をしたいか?」を考えるよりも、「どうありたいか?」からブランディングを考えていく必要があります。



 
 
 
 
故に、これを経(はか)るに五事を以ってし、これを校(くら)ぶるに、計を以ってして、その情を索(そと)む。一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法。
 




「それだけ大事なことだから、これを判断するには、①【道】②【天】③【地】④【将】⑤【法】の5つのことを持って図り、じっくりと考慮して、戦争するかどうかを決めなさい」

 
 
 
 
 
 

・①【道】=「道理」

 


道理は、あなたの哲学から導き出していき、「なぜあなたがそのビジネスをする必要があるのか?」を考えていきます。





それは、以下の質問をしていくことでハッキリします。




Why?(なぜあなたはそれをするのか?)
 
 
 

あなたがビジネスをする目的は何か?



そのための大義名分はあるか?



ここで言う「道」とは「大義」である。
 
 
 
私たちの事業は何?


事業の目的は、
 
わかりきった答えが

正しいことは


ほとんどない


だから「あなたの事業は何か?」


これを深く深く考えることが


大切である




ピーター・ドラッカー(現代経営学の父)
 
 
 
 
 




アップルはWhyからスタートして、多くのファンを持つ世界一の企業になった。



 
 
 

「ゴールデンサークル理論」をご存知でしょうか?






また横文字が出てきて戸惑っている方・・・汗





「分かります、逃げたくなるの、、、」





しかし、このまま我慢していてみてください。
(なるべく分かりやすく説明していきますので・・・)汗








このゴールデンサークルって、なんかヒーローの必殺技の名前くらいに考えてください。汗




実際ブランディングって、必殺技的なものですから。汗






このゴールデンサークル理論を知っている方は、大変優秀な経営者様だと思います。





きっと多くの額を稼いでいることでしょう。






知らない方のために説明しますと。




2009年「TED Talks」でサイモン・シネックという方が説いた、「優れたリーダーはどうやって行動を促すか?」というテーマでプレゼンをしました。





ようは、「人々に影響を与える方法」を説いたのです。





このプレゼン動画はなんと4600万回も再生されています。汗





この中でアップル、キング牧師、ライト兄弟達を例にとり、なぜ彼らだけが卓越した成功ができたのかをプレゼンしています。






そこには人々に影響を与えるための、卓越した成功を出すためのパターンがあった。





それがWhyから始める考え方「ゴールデンサークル理論」です。





逆に多くのリーダーは、What(なにを)やHow(どうやって)についてやっていることは理解できていますが、このWhy(なぜ)やっているかを説明できる方は少ないように感じます。





そして、多くのリーダーが考えることは、最初にWhat(なにを)するかを考えます。






ここで気をつけていただきたいことは・・・






逆に優れたリーダーはこういう順番でビジネス構築を考えていきます。⇩ ⇩ ⇩




①Why→②How→③What
 
 




  ↑

ようするに優れたリーダーは、多くのリーダーたちとはまるで逆な順番で考えているということです。汗


 




つまり、この考え方こそが、ブランド化の核心的なところなのです。







つまりは、お客さんに共感してもらうところです。





なので、すごく重要です。

 
 

企業の目的と使命を定義するとき、

出発点は一つしかない。

顧客である。

 

ピーター・ドラッカー(現代経営学の父)

 
 





ここの説明は、私が説明するまでもなく、興味のある人は、TEDの日本語版の動画をリンクしておきます。




ぜひ、観てみてください。


Whyから始める考え方「ゴールデンサークル理論」
 ⇩ ⇩ ⇩
 
 
 
 
 
サイモン・シネック先生、大変こころ温まるスピーチありがとうございましたm(_ _)m。






新町のブログの読者様のためにということで、いつもより一層、熱を込めた説明動画に感謝いたします。m(_ _)m




まとめますとブランド化は。
 
 
 


①Why(なぜ)
 
そのビジネスは、①Why(なぜ)のためにやって、なんの問題を解決し、そのことによって誰が幸せになるのか?
 ⇩


②How(どうやって)

それを実現するために我々は、②How(どうやって)ビジネスを行い。
 ⇩


③What(なにを)

それを確実に実行するために、ミッションやビジョンがしっかりと構築して、ビジネスで③What(なにを)していくのか。
 



※もうこのブログの賢明な読者様ならお分かりでしょう、あなたが直ちにしなければいけないことは・・・




 
ぜひあなたもこのブログを読むのをここまでで止めて。





すぐさま紙と鉛筆を取り、このテンプレートにそってあなた独自のWhyを見つけてください。




書かれましたでしょうか?w





※この章は、ブランドのかんじんな核となる部分なので、長く説明させていただきました。m(_ _)m
 
 
 
 




ぜひ、あなただけのWHYを見つけてください。



 

多くのブランドの起源は、小さな中小企業や個人の事業であれば、経営者の今までの経験や体験、哲学、人生こういった物を通して、自分が形成されてきたものがブランドの基盤となります。

 

 

企業であれば、理念やビジョン、経営哲学等こういったものが、ブランドの基盤となっていきます。

 

・②「天」=「タイミング」(時)



これは季節や時流、天候を考慮して時を考えよと説いています。



「そのために今できることは何なのか?」ということです。



ここで言う「天」とは、「タイミング」である。
 




ビジネスでおいては、消費者の環境や時代において求めるものをリサーチして、自分のWHYを通して、何をどのように提供するのが適切か?






マーケットの時流を見つめ、それが成長市場なのか、衰退期をすでにむかえているのかを見極めなければいけません。





時流が間違ってしまうと、下りのエスカレーターを逆向きに登ることになるため、いっこうに進まず苦戦を強いられます。




このタイミングとの考慮をしっかりと大局的に俯瞰して、じっくりと取り組んでいく必要があります。





気をつけていただきたいのは、突然のブーム的なものは(例えば、タピオカとか)、商品寿命や企業ライフサイクルが短くブームが終わると再現性が出来づらい傾向にあるので避けたいところです。


 


一番いいのは、少し前の時流から大局的に流れを見て、お客さんの需要から探していくことが望ましいです。




※これらを考慮して、あなたのお店で「今できることは何なのか?」を見つけてブランディングしていきましょう。
 
 
 

真のマーケティングは、

顧客から出発する。

すなわち人間、現実、

欲求、価値から出発する。

 

ピーター・ドラッカー (現代経営学の父)

 

・③「地」=「場所」

 

これは簡潔に言うと、「地の利があるのか?」ということです。



つまりは、ずっと言ってきたポジショニング戦略の部分です。


ここでいう地とは、「強み」のことである。



ここでの「地」(場所)のポジショニングには2つの戦略があります。


1・どの地域でビジネスを行うのか


2・どの市場でビジネスを行うのか






1・どの地域でビジネスを行うのか

これは店舗ビジネスであれば、場所や立地、地域性でその分野の顧客にとってのダントツな優位性を考慮して、ブランディングをとっていくためのポジショニング戦略です。



2・どの市場でビジネスを行うのか

どの市場に参入して顧客側に立ち、より有効性を考慮してブランディングしていくのか?ということになります。

例を出しますと。

・どの地域で店を出すのか?ネットで店を出すのか?


・どの属性で店を出すのか?(女性、サラリーマン向けなど)


・専門型か?網羅型か?区別化か?差異化か?


・提供方法や流通販路(店内、宅配、郵送、テークアウトetc…)



などなどを考慮して市場を網羅的に考えていきます。

 

マーケティングの目的とは、

顧客を理解し、

製品とサービスを顧客に合わせ、

おのずから売れるようにすることである。

 

ピーター・ドラッカー(現代経営学の父)



※ここで大事なことは、圧倒的な1番であること



「日本で1番高い山は? 」


「日本で一番広い県は? 」



の問に答えられても。



さっきの質問の1番めを、2番めに置き換えての同じ質問に、誰も答えられないのがそのことを示していると言えます。



何によって、覚えられたいか?


- ピーター・ドラッカー -(現代経営学の父)

 

ブランディング化においてだいじなことは。




今からの質問に考えずに即座に答えられないといけません。






〇〇〇といえば、・・・


スマホといえば?



ポテチといえば?



ランチといえば?





(あなたのお店、商品、サービス)になるように仕掛けていきましょう。)

 

たとえばここでは、商品から得られる機能的、情緒的、自己表現的、恵みのことです。

 

 

 

それは、フェラーリに乗れば、自分は特別な成功者だと証明できるし。

 

BMWに乗れば、気持ちが高揚するし、Volvoボルボに乗って安心感を得るし。

 

ジャックダニエルのウィスキーを飲んだり、ハーレーダビッドソンに乗れば、ワイルドだろ~って言えるし。

 

 

コカ・コーラが手元にあれば、元気な気持ちになるし。

 

 

レッドブルを手にすれば、翼がさずかり、何でもできる元気がもらえるし。

 

 

僕が使っているAppleアップルを持てば、自分はクリエイティブで最先端な人間だと思えます。

 

 

 

そしてさらにスターバックスでマックブックで仕事する自分は仕事ができる洗練された人間に思えるんですね。





ちなみに新町の経営するお店は、アメリカンステーキと言えば、〇〇を狙っていましたw




※あくまでも、お客さんが望んでいる、悩みや問題、便利性、馴染み深い、興味性にそった解決策や価値を、自己実現、自己主張、自己表現として、顧客との深い結び付きを感じるブランディングであることが重要になります。

 

・④「将」=「リーダー」(経営者、店長)





ようするにチームのリーダーやプロジェクトリーダーが、信頼され立派であるかということです。



ここでいう将とは「」である。





このブログを頻繁に読まれて熱心に勉強されている立派なリーダー様であれば、このことを説く必要などないかも知れません。




しかしこの世は、いかなる優れた戦略であっても、チームの進むべき道をしるし、そのことをまっすぐに指示を与え、示した道を貫徹できるリーダーである必要があります。




それがたとえ正攻法でなくても、「己の道理」を信じ悠然と前に前に実行できるリーダーであることはお分かりいただけるでしょう。





そのために優れたリーダーとして必要な資質は。




まずはリーダー自体が、自社の理念(WHY)をトコトン信じ切ること。





そして、その中に、

(・思考力・決断力・分析力・行動力・指揮力・先見力・冷静さ・信頼)を備えていること。




これらの資質を持つ必要がああります。




もちろん最初から、全部を備え持つ人はなかなかいません。汗






※しかし・・・これらをすべて持って事にあたれば、すでにブランディング化は大きな成功をおさめることは明らかに明白です。





 
 

マネジメントとは

物事を正しく行うことであり、

リーダーシップとは

正しい事を行うことである。

 

ピーター・ドラッカー(現代経営学の父)

 

・⑤「法」=「軍の力」



自分の軍の力を理解し、その戦略を取る、それが法である。

それは、規則です。組織が規律を守り法を守られなければ成果など上げれない。



ここで言う「法」とは「規律」=(人材マネジメント)である。



ビジネスで言う法について、いまいち分からないと思います。




このブログでは、まがりなりにもビジネスのことを書いているので、少しビジネス用語を交えさせて説明させていただきます。m(_ _)m




ここでいう「法」(規律、人材マネジメント)とは、以下になるものです。



経営理念  ビジネスをおこなう目的


社是    ビジネスが正しいとすること


ミッション ビジネスの使命、社会的役割


ビジョン  ビジネスが目指す未来予想図(将来像)


バリュー  ビジネスの価値観、スタッフに期待するあ

       り方、心がけ、マインドセット


モットー  ビジネスの方針、想い、大切にしていること
       、心情、クレド


ガイドライン ビジネスで期待する日々の仕事の行動指針
                       (社訓など)



ふうぅ~、こんな感じですかねぇ~(#´Д`#)。




この法を簡単に例えると。





あなたのWHYから始まる目的とする、ゴールに運んでくれる「乗り物」と考えてみてください。
(この時のゴールとは、もちろんブランド化のことです。)




もしこの乗り物がなくて、みんなであなたの目指す目的地に行こうと決めたとします。




当然みんな思い思いにスタートをきって、バラバラの道で目的地まで歩き出します。



ある人は、見てないからとサボり。



また、ある人は遠回りをして。



またある人は、道に迷ってとなって。






そうなってしまっては、いっこうにみんながたどり着くことはできません。汗




なので、この”乗り物”をしっかりと作り込めば作るほど機動力は高まり。



その”乗り物”は、自転車になり、自動車になり、新幹線になり、飛行機になり、ロケットになり、目的地まで最速でたどり着くことができます。



ちなみに、経営理念がある会社が売上を伸ばしているという結果が出ています。




以下が「経営理念がある」と答えた企業の数字になります。



売上2.5億円まで、47%


売上10億円まで、 57%


売上30億円まで、 70%


売上30億円以上、 76%
(『収益結晶化理論』「宮田矢八郎著、ダイアモンド社」)

ブランディングとは、”理念”であり、”哲学”という包囲磁石である。

1隻の船は東へ、もう1隻の舟は西へ行く、同じ風を受けて


進路を決めるのは風でその行く末を決めるのは、帆の向きである



人のゆく手も海を吹く風に似ている

人生の航海でその行く末を決めるのは、

なぎでもなければ、嵐でもない

心の持ち方である


エラ・ウィーラー・ウィルコックス(アメリカの著作家、詩人)

 





これらの結果から、賢いあなたならばすでにお気づきかと思いますが。




いかに乗り物をつくることがブランディングに大事なのかは、ご理解いただけたと思います。




【第1章のまとめ】


『戦いの前の準備を怠るな、己の道を作れ』

 

戦うなら、金を使うな頭を使って短期で決めろ!!第二章:作戦篇




第二章:作戦篇では、作戦、つまり戦い方の方針を説明しています。
 
 
 
 
 
 
兵は勝つことを貴び、久しきを貴ばず
 
 
「作戦の中で大事なのは、兵やお金が大事で戦いは長期にするものではない。 なので敵の物資や兵をうまく取り込み自軍を有利にせよ」




とにかく戦争とは、戦う両者も疲弊してしまう、とにかく戦争は膨大なお金がかかる。



負ければ当然ですが、たとえ勝利したとしても、国の財政や兵力、国力の低下をまねいてしまうのが戦争である。



長くつづく戦争においては兵は士気がおとろえ、経済も悪化して近隣の敵から攻められるスキができてしまう。



短期の成功は知っているが、長期の成功はまだ知らない。



つまり、「戦うなら、短期で決めろ!!




じゃないと、金がなくなるぞ!!
 
 

これをビジネスで考えてみると。





当然のことながら利益を出さないと生き残ってはいけません。







最初の計画があいまいでビジネスをスタートしてしまえば、とうぜん利益が出ずに苦しみ、原因が分からずあげくの果てに広告に頼ることになります。




しかし、いくら集客を広告だけに頼っても費用がかさみ無能な消耗戦化していくことになります。





逆に言い換えれば、最初にブランディングをしっかりと取り組んで、仕組み化していけば、顧客獲得も前者よりも明らかに容易になり、無能な消耗戦を避けることができます。





ブランディングがうまくできれば当然、お客さんの獲得も容易になり、あなたのお店のファンも増え、新規顧客獲得コストが大幅に下がります。



消耗している期間をいかに短くしていくか?






そのための悪魔の道具・・・






そう、、、
 





それが、”ブランディング”することです。




相手を味方に手に入れたら、負けはありえない!!


 
 
 


ビジネスの世界では、とうぜん勝つことが当たり前の世界。




孫子大先生は言ってます。汗



敵を味方につけろ!!




これは解釈によると、意外に盲点となる、もう1つの扉があるんですね。




それは、”相手と戦うことなく味方につける戦略”であります。
 
 
 





その相手とは、自店にとっての”同業者”や”お客さん”、”お付き合いのある業者さん”を味方につけることです。(*´艸`*)
(お客さんのことを敵だというのは、人格的にどうかと思うのですが、、、)汗





それはどうやってやっていけばいいのかと言うと。




やはり、ここで大事になってくることは、「ブランド」です。汗





このままだと抽象的になりますので、例を出します。




私の経営するお店は、県外や海外からもよくお客さんが来てくれます。





その中で、地元の観光場所などを聞かれることが多いんです。
(たぶん、皆様もそういった経験があると思いますが。)




そのとき必ずと言っていいほど、おすすめのお店なども聞かれることってホント多いんですね。





その時にいろんな状況に合ったお店や飲食店なども紹介します。




こちらとしても、飲食店を経営していますし、つまらないお店を紹介したらお店のブランドも落ちます。




だから意外にも、紹介者側の信用に関わってくるんですよ。





だから全力で状況にあったいいお店を紹介します。




ここで考えていただきたいことが。




状況にあったお店を紹介しているということは。




お店のイメージから選択しているということです。





「何によって、憶えられたいか?」




このドラッカーおっちゃんの言葉があります。( ̄д ̄)






例えば。






あなたは「タニタ」という会社を知っていますよね?





そう、もともと”体重計の会社”です。






その会社が経営している「タニタ食堂」のことも、飲食店を経営者様やマネージャークラスの方なら、すでにご存知だと思います。





実は今日、新町が腹へったなと開けた冷蔵庫の中に、「タニタ食堂の減塩みそ」とかかれたお味噌が置かれていました。





そこでなるほどと思ったんです( ̄д ̄)。




ここで新町の奥さんがこの「タニタ食堂の減塩みそ」をどうして買ったのか?をブランディングの観点で購買心境を考えてみましょう。





そこでとつぜん質問です。






「タニタ食堂」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?



 
・・・・





・・・
 
 
 
 
 
・・
 
 
 
 






ダイエット、健康志向」といった印象ではないでしょうか?






ここで、私の嫁さんは最初っからタニタ食堂の減塩みそを買おうと思って買い物に行っていません。






そこで買い物に行った私の嫁さんは、「タニタ食堂の減塩みそ」という文字が目に入ります。





ちょうどみそを探していた嫁さんは、タニタ食堂の文字から連想されるイメージが。





減塩。




低カロリーだが栄養高い。




無添加。





このイメージが頭の中に広がります。





「家族の健康にもいいわねぇ~」(*´ω`*)





「しかも私ダイエット中だし・・・」(*´艸`*)





「チョット、100円高いけど、どうせ使うならみんなにいいものがいいわ・・・」(*´∀`*)




こんなかんじですかね。




このタニタの食堂」=「健康、ダイエット

 
 
 




これがブランディングされた時におこる、お客さんが受ける感情です。
 
 
 
 
 
 
品は数あれど、その商品や会社が持っている唯一のイメージ、それがブランドです。






話がだいぶそれましたが、ドラッカーおっちゃんの言葉。





「何によって、憶えられたいか?」




他店やお客さんから自店の紹介をもらえるときも。





その紹介する相手の状況を見すえて、状況にあったお店を紹介します。





なので、ブランディングされたあなたのお店はその状況に合っていれば、おのずと一番最初にあなたのお店の名前が浮かんできます。





この「何によって、憶えられたいか?」とブランディングされてないと、紹介するときに名前すら上げてもらえません。





「何によって、憶えられたいか?」を真剣に考えてみることをおすすめします。
 
 
 
 
 
 
そうすれば、敵をも味方につけれる大きな力になります。
 
 
 
 
 
「販売とマーケティングは逆である、同じ意味ではないことはもちろん、補い合う部分さえない。
 
もちろんなんらかの販売は必要である。
 
 
だが
 
 
 
マーケティングの理想は、販売を不要にすることである


– ピーター・ドラッカー -
 
 
私の好きなドラッカーおっちゃんの言葉。




「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」




あ~っ (*´艸`*)




何度聞いてもひびきのいい言葉~♥~❥~(*˘︶˘*).。.:*♡





これがブランディングの力ですぅ~



(*´ω`*)ウフゥ~♥




 
<第2章のまとめ>
 
 
 
『戦うなら、金を使うな頭を使って短期で決めろ!!』
 
 
 
 

戦わずして、勝つ!!ために徹底的に分析しろ!!  第3章:謀攻篇

 

 

 



 
 
今回は、戦いの心構え、最良の敵の倒し方等の主に戦術的なこといわば戦いの基本部分を説いています。





およそ兵を用うる法は、国を全うするを上となし国を破るはこれに次ぐ

この故に、百戦百勝は善の善なるものにあらず。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり
 
 
「百戦百勝が最善の道ではない。


『戦わずして、勝つ!!』


戦わずして、相手を降伏させることが最善の道である。


だから、相手を傷つけるな、戦うな、あちらから降伏させよ。」



 


「努力が必要なくなる」ための方法を考えよ。




以前の新町は、スポ根の見過ぎで”努力することが最高だ”と思っていました。




もちろん今でも、努力をして頑張っている人は大好きです。




本気で応援したいですし、魅力があります。




しかし、孫氏先生を深く学んでいくと、”戦いの世界”ではまったく逆の考え方が正しいのだと知ることができました。





新町の根性的な考えは💩だ、そんな💩だから負けるのだと教えてくれました。汗






孫氏先生はなぜあからさまに、努力を否定するのか?





理由は2つ




1つめは、最初から問題の起きないポジショニングをとるべきだから。
(奮闘の必要がない)



問題があるポジショニングを取るから、対応に奮闘してしまう。





だから、問題の起きないポジショニングを取れば、汗もかかずに涼しい顔です。





2つめは、何ごとも始める前から圧倒的に大差をつけておくべきだから。
(あっさり勝てる)




努力をしないといけなくなるのは、自店とライバルをくらべても、問題やレベルにおいて伯仲しているからです。




それでは戦い方がレベルが💩過ぎるのです。汗





一方、これなら売れるのが当たり前だという、お店や商品があります。





営業努力なしで売れるのは、製造段階や企画段階で圧倒的な魅力を絞り出したから売れるのです。





戦う前から大差を準備して備えることができたから、あっさり勝つのも至極当然の結果だといえます。





「戦わずして、勝つ!!」






そのような恐ろしい悪魔のようなポジショニングはどこにあるのでしょう?



さて、これからが孫子大先生の真骨頂というべき中枢部分に入っていきます。
 



 
 
 
彼を知り己を知れば百戦殆うからず

 
 
 
「敵を知って、自分を知って、自分と敵との実力や敵情を正確に知れば、どんな戦いでも敗れることはないだろう。」
 




 

この言葉をブランディングで考えてみると、ポジショニングについて喋っております。






前回のブログでお話した、最強のポジショニングとは。







勝つためのポジショニングを取る方法は。





勝つための準備をして




敵を知りつくし




負ける可能性のある条件すべてを排除し




自分が勝つための条件をとことん突き詰めまくる



 
ということでしたよね。




この負けにくいポジショニングを取って、ブランディングを作っていきます。





それを行うために便利なマーケティングのフレームワークがあります。






それがこれです。






3C分析の考え方

 


「3C分析」


すみません!!まだ閉じないでください!!汗




オット出てきましたな、また英語、、、



分かります、また意味分からん英語・・・汗



しかし、もう少しお付き合いいただければこのCカップのブラジャーのような言葉もご理解いただけますので。





つまり。






いや~、たぶんあなたも、今この写真のような状況だと思います。汗




なので、素早く3C分析について説明していきます。m(_ _)m汗







しかしその前に、3C分析を説明する前に、大事な観点を説明させてください。







なので、読者様には先程の写真の男性のような格好をずっとさせることになりますが、しばしそのままでお付き合いください。






申し訳ございません・・・m(_ _)m





さて、話を3C分析を説明する前に大事な概念についての話に戻します。汗





大事な概念とはなにかを結論から言いますと。






昨今、「ビジネスの目的はなにか?」を問われる時代になりました。






それは、「手段の時代」から「目的の時代」へとビジネス自体のあり方が変わってきています。








かつての我々が経験したリーマン・ショック以降による過去の失敗の教訓から、新たな疑問が出てきました。






そのことが、




「なぜ、利益や売りげばかりを考える人は、失敗するのか?」




という疑問でした。







それまでの経営学では、「企業の目的とは、利益を出すこと」が目的であり、手段だ
とされていたのですが、この利益を手段とするあり方に世界中の先覚者たちが、警鐘を鳴らしだしたのです。






現代経営学の父ドラッカーはこのことをずっと前に言っていました。




「企業の目的は顧客の創造である」






このことに多くの先覚者たちが、目覚めました。





そして、顧客の創造のために社会貢献するためのビジョン、つまりビジネスの目的に注目するようになったのです。






それは。






まず「利益」を手段とする考えを改め。




「より良い目的のためへの理想実現」について中心に考え。







その考えが・・・








「自分たちにできることは何か?」







このことを深く考え、社会に貢献できるビジネスについて考えだしたのです。







このことを知らないとビジネスの本質を見失う恐れがあります。







もちろん綺麗ごとを言っているわけじゃありません、私たち経営者やマネージャーとしては、お店やスタッフや家族のために利益を出すことはもっとも大事なことです。




しかし、ここで言いたいのは、利益を出す前の本質なこと。





社会に貢献できてはじめて、お客さんは喜び、あなたの会社を応援するかのように利益をもたらしてくれるのです。







むしろそれほどブランディングされた会社であれば、あなたの顧客はもうすでにファン化しているはずです。







結局それが最短距離なんですけどね。





しかし、多くの人はこのことに気づいていません・・・・汗






このことが公に広まるには、まだまだ10年20年とかかりそうです。






このことに気づけた人が顧客の心をつかんで、陰でニヤニヤと稼いでいるのです。





そして10年、20年とかかるこの間に、このことに気づけただけでもあなたはアドバンテージが優位だということです。






このブログを見つけている時点で、かなりセンスも運もいいわけですから、ブランド構築をぜひ頑張ってみてください。






新町は、3C分析を解説する前にこのことを知ることがブランド構築にとって大切な概念だと思いました。





ものやサービスがあふれかえった時代に、顧客の心をつかむ”心の経営”がこの時代の課題になってきたのです。





それがブランド化戦略です。





なのであなたがCカップのブラジャーを付けたままの格好にもかかわらず、この話を説明させていただきました。m(_ _)m









3C分析

 










やっとこのブラジャーを取っていただく時間が参りました。




長らくおまたせして申し訳ございません。m(_ _)m






さてさっそく、読者様にブラジャーを外していただくために、3C分析の解説をさせていただきます。





3C分析の語源は、残念ながら3つの英単語の頭文字から来ています。(涙)
(オッパ○の方が嬉しかった人は残念でした。)汗





3つの言葉とは。


・1:Company「自社



・2:Customer「お客さん市場



・3:Competitor「競合他社
 
 
 






この3C分析とは、自社、お客さん、競合の3つを見て市場調査を行いニーズを探すことです。



「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」孫子の言葉を考えるうえでの、テンプレートと言ったところでしょうか。






ここで大事になることは、よく巷では「競合分析」と言われることもありますが、ブランディング視点では、「顧客分析」で行っていくことです。






前にも説明したとおり、いつでも「お客さんスタート」の視点をもつことです。





このことは何度地球の中心で叫んでも、足りないくらいです。






そして、「誰になにを届けるのか?」は、ビジネスにおいて戦略的に基本となる問いになります。





この「誰に?」についての情報収集について分析していく過程が、3C分析なのです。






これは、顧客分析ともいえます。







この顧客分析からのニーズをとおして、自社と競合をくらべ自社の商品・サービスどのようなニーズがあって、さらにどのようなプロセスをして提供していけばいいのかを探す作業になります。





あなたの経営する飲食店は、3つの質問について鼻をホジクリながらでも簡単に答えることができなければなりません。



 
 
 
・1:自社にとってお客さんはどんな人ですか?



・2:お客さんは、どのような悩みや望みを持ってあなたの
    
   お店を訪れますか?

 

・3:お客さんは、何がキッカケであなたのお店を知り、来
   店しますか?



 
 
 
 
そもそもこの質問にパッと答えられなければ、顧客のイメージがあいまいで、顧客目線にすら立つことができません。。。



下の図を御覧ください。






 



カワイィ~♥(*˘︶˘*).。.:*♡





あっ間違いました。m(_ _)m






 
①お客さん⇨②競合⇨③自社
 
 
 
 
 
 
 

①②③の順で見ていきます。





①お客さんのリサーチの仕方


「お客さんはどんな人でなにを求めているか?」



自分の道(道理)からどういうふうにその問題を解決できるかを探します。

※1番いい方法は、あなたのお店のお客さんに聞くことです。



これは強烈でした。



私が思ってもみない意外な意見を聞けました、絶対オススメです。


新町は、従来の顧客にアンケートを取りました。



その代わり、プレゼントを用意しました。


しかし、直接聞けないという方もいらっしゃいますので、”Yhoo!知恵袋”・”OKWAVE”・”Sooda!”・”教えて!goo”などのQ&Aサイトでネットで検索することをおすすめします。






その中で、お客さんの悩みや欲求などを自店に関するキーワードを入れてしらべていくといいですよ。



そこで自分のお客さんはどんな人で、なにを求めているか?




直接聞くまたはネットで検索のどちらの場合でも、次を見ていってください。


【市場観点】


・市場の成長性


・市場の規模


・市場のライフサイクル(市場寿命)



【顧客観点】



・顧客の消費行動(ライフスタイル、属性、見た目、性格、価値
         等)

・顧客のニーズ(願望、悩み、便利さや快適さ、機能価値等)




これらの差を徹底的に調べてみてください。


しかし、自店の顧客は直接聞くほうが絶対いいですけどね。



ちなみに、自店の顧客さんに聞く場合は、「ウチのいいところはどこですか?」
と、イイところだけを、アンケートを取るようにしてください。




わざわざ、悪いろころを聞く必要はありません。



お客さんは、あなたのお店を気に入って来てくれているのですからね、別に無理やり悪いところを聞いて悪い印象を抱かせる必要はありません。


 

②競合のリサーチの仕方




「何を打ち出している?」

競合には、2種類があります。



・1:直接競合


・2:間接競合



この2種類です。



例えば、マクドナルドの例を出して説明します。




まず、マクドナルドの商品は、”ハンバーガー”ですよね?



直接競合は、”モスバーガー”・”ロッテリア”などのハンバーガーショップが当てはまります。



そして、マクドナルドの間接競合となると。



価格帯、気軽さ、便利さ、などの利用機会にも反映されてきます。




なのでマクドナルドの間接競合は、”吉野家”・”すき家”・”コンビニ弁当”・スーパーの惣菜等などが挙げられます。




直接は関係ないですが、これは用途や価格帯などで実は大きな関係性を持っているなかなか気づかない部分です。





これが、間接競合です。




意外にこのマーケット感覚が分かってない人が多いんだよなぁ~・・・(o´_`o)






・直接競合リサーチの仕方






先に説明した、直接競合は地域や自分の商圏内のライバル店をすべて徹底的に抜粋しリサーチします。





これも直接競合や間接競合どちらも、直接出向いてリサーチを行った方がいいです。





どんなサービスか?



価格帯は?



どんな客層か?



お客さんの感想は?




などの打ち出し方を見ていきます。





しかし、われわれ飲食店の場合、ライバル店に店名や店員の顔がバレている場合があって、なかなか商圏内のリサーチって難しいのも事実です。汗





できれば、顔もバレずに見つからずに陰でシメシメと、肩をたてに揺らしておこないたいものです。(’A`)y-~
 
 
 
 
 
 
そんな場合は、やはりネット検索が有効です。





やり方は。





もう、ホームページ、SNS、食べログなどあらゆるページをくまなく調べていきます。




この中で、2つのことを調べます。




・1:「相手は何を打ち出しているか?」




・2:「お客さんの口コミ」




この2つです。





この2つを片っぱしにしかも同時に観ていくんです。






そうすると、ライバル店はどんな打ち出し方をしているのか、どんなサービスをしているのか、売り方や価格帯等が分かってきます。





新町も結構やってみましたけど、本当にいいですよw





その中でも、お客さんのレビューをくまなく観ていくんです。






商品やサービスの不満や満足や誰と行きました、記念日で行きました、など情報の宝庫です。





そこで、ライバル店の商品との不満や満足なところを参考に、自店の商品やサービスを改良して徹底して差別化を図りました。





例えば、新町の例であげると。







ライバル店のステーキレビューで肉が硬かったというコメントに、自店では限りなく柔らかくなる焼き方(薪を使いました)や低温調理の特殊器具を入れて柔らかさを徹底的に差別化しました。(肉の味には自身がありましたので。)





そこには、お客さんのニーズや不満が溜まっています。





それを全部くみ取り、徹底した商品やサービスの差別化をはかって行くのです。




おすすめします。






・間接競合のリサーチの仕方




間接競合は、



・1:「相手は何を打ち出しているか?」



・2:「提供方法は?」(流通方法は?)



・3:「価格帯は?」



・4:「商品ラインナップは?」



・5:「客層は?」(時間帯で変わる場合も、)






等を調べていきましょう。




先程の直接競合で観る場合は、主として自店の直接の部分、つまり商品やサービスでした。





しかし間接競合の場合、主に参考とするところは、サービスの要素で分析します。


 


この辺は、直接来店がいいですね。
(顔もばれないですし、気負わずに普段使いでできますw)





自分の営業時間にどんなお客さんが利用しているか?




どんなサービスなのか?を調べていって、自店でのヒントや打開策を探します。





つまり、間接競合になると、提供方法や仕入れ方法、ディスプレイ方法、売り方、価格帯など間接的に参考になる場合が多いのです。




ですので、飲食店で頑張っている我々が参考にするべきなのは。





直接競合では、情報を知り相手の穴を見つけ、徹底的に差別化を図り。





さらに間接競合では、自店の間接的に関わる、サービスや提供方法(流通)などを参考に、新たなお客さんが求めるニーズを探していきます。





そうすることで、さらに大きなビジネスチャンスとして新たなブランディング方法につながるのです。







このように、ビジネスやものごとの道理といった観点から見つめて、改めて2つの競合を分析してみると、本当にさまざまなことを学べると思います。
(少なくとも、新町はとても勉強になりました。m(_ _)m)





なぜならば、大きな要素というものは、小さな要素の集合体によって形成されています。





いいブランドを作るには、さまざまな繊細なサービスを徹底的に構成されてこそ、多くの人が心惹かれます。



 



あらゆるものは、他のあらゆるものと関連する。



- レオナルド・ダ・ヴィンチ -




 
 


ですので、ここまで読んでくれたあなたには、ぜひ、双方の競合から自分の糧となる教えを吸収して欲しいと思います。




しつこいですが、いつもブランドのスタートは「お客さんスタート」です。
 
 
 
 
 
※ここだけの話ですが、ビジネスやブランディングのヒントは、異業種や全く違う世界や業界からの学びに落ちていることが多いです。



ですので、面白いと思ったサービスや仕組みがあれば迷わずにテストしてみるのもオススメです。



あなたの直感には素直になってください。



とてもワクワクしますし、あなたの世界も広がりますよ。
(ぜひ、お試しくださいましっ!!)
 
 
 
 
<第3章のまとめ>
『戦わずに勝つために徹底的に分析しろ!!』





守りを固め果報は寝て待って確実に勝つべし!!第4章:軍形篇

 
 
 
 
 
戦いの理想の勝ち方への戦略を説明しています。



先ず勝つべかざるをなして、以って敵の勝つべきを待つ
 
 
 
「防護を強化し勝利の形を作り、敵のスキを狙え」
 
 
 
 
守りを固めて待って戦わず待っていれば、勝つチャンスが有る。



勝つべきは敵にあり、つまり勝てるかどうかは”自分次第ではない”ということです。




ずっとここまで相手や状況そして自分を分析してきました。



しかし、ここでも孫子は「戦わずに勝てないかな?」といことを考えなさいと言っています。



自分がたとえ攻められても、おびやかされない状況をつくって守りを固めておく。



 
そのうえで、相手が崩れるのを待ちましょうと言ってるのです。




 
 
 
 
これが、勝てるかどうかは”自分次第ではない”ということです。





例えば、同じスタイルのステーキを出すお店があったとします。





「あそこより美味しくて安いステーキを」と考えるのではなくて。





ライバル店が、食中毒をおこすのを待つのです。
(ちょっとグロい例えになってしまいましたw)汗




まあ、ここまで極端ではないですが、そういう状況だと感じてください。汗






でもこれって、小さな弱小飲食店の戦略にピッタリではありませんか?





以前のブログで。





最強ではなく、無敵であれ!!




というお話をさせていただきました。





私たち小さな飲食店は、戦わず隠れて成長していくしかありません。





戦いの中では「大は小をかねる」も同じといえます。






なので・・・






「目の上のたんこぶが、勝手に失脚するのを待つのです。」





その孫子の言葉、「守りを固めて待て」が、ビジネスでは”ブランド化”なのです。


 
善く戦う者は勝ち易きに勝つ者なり。故に善く戦う者は勝つや、智名なし、勇攻なし。
 


「優れた名将は勝ちやすい相手と戦い勝つ。しかし名将が勝ったからと言って勝利を賛美されることはない。」






多くの人は、名将は勝ったから賛美されると思っているが、そのようなことはない。




名将というものは、「勝つべくして勝つのだ」と言っています。




・勝つための準備をして


・敵を知りつくし


・負ける可能性のある条件のすべてを排除し


・自分が勝つための条件をとことん突き詰めまくる



そして勝てる相手だけと戦って勝つものが、名将とよべるのだと言っています。





なのでブランディングとは、相手に勝てるところを探り、その弱みに思いっきり強みをぶつけて、そこで勝てるからこそ名将といえます。




それはひたむきに顧客の立場に立ち、価値をあたえ続けたリーダーこそ優れた名将なのです。






ここまで孫子の兵法が長きにわたり評価されてきたのは、戦いの戦略だけではなく、人間心理の攻略本であったことも多くの人たちに支持されてきたゆえんでもあるのです。





だからこの本は人間を知り尽くした戦略本なのです、だから現代にも通用しているのです。





おかしな戦略で苦戦をしているライバルを尻目に、我々は、ブランディングで守りを固めて待っていれば、どこかのタイミングで必ずチャンスが出てきます。





このことは、小さな飲食店の戦略だけではなく、さまざまなビジネスにも共通する内容でありますので、ぜひぜひ憶えておいてくださいね。(*´ω`*)

 
 
 
 
<第4章のまとめ>
『守りを固め果報は寝て待って確実に勝つべし!!』




 
 

流れを重視し勢いを持ってチームで奇を狙いながら戦え第5章:兵勢篇

 
 
 
 
 
 
この章は、個人ではなくチームでの戦い方を説いています。
 
 
 
 
およそ戦いは、正を以って合し、奇を以って勝つ
 
 
 
 
「戦いというものは、相手を目の前にする時は善良な手段で、または奇を狙って奇襲で勝つものである」




要するに、おおかた戦い方は2種類あって、「正攻法」と「奇を狙って」相手をほんろうし、優位に立って勝て!!と言っています。





この言葉をブランドからの観点から観れば。





相手と同じ業態や商品でも、相手には普通に営業しているように見えて、実は差別化されたブランディング力などで目に見えない力をもちいて相手に気づかれずに成長していくことだと言えます。





意外にマーケティングも相手に見える見えにくいものと、2種類のものがあります。




ブランディングもしかり、顧客リスト戦略、でも見えるものと見えにくい戦略があります。








善く戦う者は、これを勢に求めて、人に責めず
 
 
 
「よい名将というものは、個の能力に頼らずチームで戦い、何よりも勢いが大事だ」



早く行きたければ、ひとりで行け。

遠くまで行きたければ、みんなで行け。



「If you want to go fast.   Go alone.
   If you want go far.  Go together.」


アフリカのことわざ
 
 
 
 
 
この言葉のように、ブランディング化を実行していく際の仕事やプロジェクトに大きな示唆が示されています。




たいていブランディングを行う場合は、目の前の問題解決や意思決定を素早く一気に推し進めていくことが求められます。




そのためには、経営者であるあなた1人で、もしくは少人数で即決した方が有利かもしれません。





しかし、ブランディング化というプロジェクトを最適に推し進めていくには。





より大きな成果の実現のために、チームみんなが一丸となってそのプロジェクトをよく理解して行うことが必須となってきます。




チームおのおのが、優れた結果を出すためには。
 
 
どういうあり方で。
  
 
 
 
そのためにこれを解決していくことが目的で。
  ⇩




そのためにこれをする。




と、具体的によくよく理解させていくのが名将の役目であります。




やはり、このことがよく理解できてないと、チームとして優れたブランディングの効果は期待できません。






例えば、サッカーのルールが分からずに、サッカーの試合をするようなものです。




結果としては言うまでもなく、お分かりいただけると思います。






まず目標にするべきは、目の前のお客さんを心から満足させることであり、それ以外は二の次です。





このことを忘れないでください。





さもないと、何をやってもブランディング化は難しいでしょう。




チームで一丸となって、あり方をなによりも大事にして、お客様の満足を得ていくことができない限り、ライバル店との差別化は難しくビジネスの勢いは付きようがありません。
(これは例外はなく、必ずそうなります。)





乱は治に生じ、怯(きょう)は勇に生じ、弱は彊(きょう)に生ず。
治乱は数なり。勇怯は勢なり。彊弱は形なり。
 
 

「戦う心は、混乱は安楽になり、恐怖は勇気になり、弱者は強者になるものである。

混乱するかどうかは、軍事力で決まり、恐怖するかどうかは軍の勢いで決まり、弱者になるかどうかは軍の姿勢で決まる。」



われわれ飲食店においては、常に状況が変わるものです。



繁忙期もあれば閑散期もあります。



たまたま忙しい日もあれば、暇な日だってあります。




しかし重要なことは、この状況がどうだと一喜一憂するよりも、俯瞰したもうひとりの目で全体の流れを注意し、大局した考えで物事を考えていくことが大切です。




「今は不景気だから、、、」



「最近暇だね?」



「昔は忙しかったね?」



と、ところどころに語る無責任な同業者たちの意見は聞かないでください。




このような意見を鵜呑みをせず、やることをやって陰で稼いでいる私の仲間たちや同業者たちがいるのは事実です。





このような意見は、いつも周りのせいにして、自分の責任にはかえりみません。





こんな無責任なことを言って何の改善策があるのでしょうか?






無責任なことを言う相手の気持を考えてみると、自分と同じ気持ちになってもらって、一緒に傷の舐めあいをして安心したいだけです。





そういった根本的な視点から考えていけば、今は不景気だからとか、最近は暇だとかといった意見の無責任さに気づけるはずです。

(無論、そういうことを言う人のお店が暇だとかは、周りのせいではなく、無責任な経営者自身の問題である場合がほとんどです。
だから、あなた自身が、彼たちと同じ心境になってあげる必要はないんです。)





あなたがやることは、こんな意見に困惑されることなく。






あなた自店の強みを持ったブランディングやそれらを円滑にしていくための仕組み作り、マーケティングやマネージメントだけを分け目をくれずやっていけばいいのです。





なので、無駄なエネルギーの分散ほど非効率なものはありませんから、そうならないためにも全体の流れで把握して、やることだけを取捨選択して有限なあなたの貴重な時間を大事にしていってください。


 
 
<第5章のまとめ>
『流れを重視し勢いを持ってチームで奇を狙いながら戦え』






先手を打って弱点を突きまくれ!!第六章:虚実篇

 
 
 
 
 
 


この章では、戦いにおいて敵と自分のあり方を説いています。




孫子曰く、およそ先に戦地に処(お)りて敵を待つ者は佚(いつ)し、後れて戦地の処りて戦いに趨(おもむ)く者は、労す。故に善く戦う者は、人を致して人に致されず。
 


「戦場では相手よりも先につき待っているものは余裕を持って戦うことができ、また遅れてきたものは余裕がなく苦戦する。要するに、名将は相手の主導権を握って操るものであって、操られるものではない。」
 
 
 



ライバル店との差別化は、こちらの方から主導権を発揮しましょう。




要は敵が攻撃できないように、また守護できないように戦い。




敵を思いのままにコントロールして、コントロールされないように戦うことだ。



つまりあなたがポジショニングしたブランディングは、ライバル店が真似できないところや、やろうと思えないところであるべきです。
 
 
 
 



つまり、あなたがブランディングにおいてやるべきことは、この上の図のピンクの部分で戦っていくだけです。




それ以上もそれ以下もありません。









そして大事なことは、常に先手先手を打って相手より優位に立って常にビジネス環境を整えていくことです。
 
 
 
 
敵に先手をとられたときと、自分から先手をとって敵にしかけたときとでは、倍も違うものである。

– 宮本武蔵 - (江戸時代初期の剣豪)
 



どうやってブランディングして敵を操るか?





戦いというと多くの人は、相手と戦って相手を打つというものだと思います。




「ライバルはヤツだぁ~、ヤツをたおすぞぉ~!!」





って感じだと思います。





「上兵は謀を伐つ」(じょうへいははかりごとをうつ)





しかし、孫子先生は、まずは相手のはかりごとを打ちなさいと言っています。





つまり、相手が何がしたいかを潰すことだと言っているんです。





相手が何がしたいかをまず見つけて、それに先手を打って対処してくことです。




これが敵を操るための秘策と言えるでしょう。


 
 
 
 
実を避けて虚を撃つ
兵に常勢なく、水に常形なし
 
 
 
 
厳重な守りのところを避けて、守りの浅いところを攻めろ。兵にも決まった形はない、兵の形は水にかたどる。形なき水が流れるように柔軟に攻めよ。」




水は高きところから、低きへ流れます。




つまり、強いところから弱いところへ流れていくのです。





そしてこの時の水というのは、形がないもので変化するということなのです。






ワンパターンで攻めずに常に変化しなさいよ。





可愛い娘チャンを落とすときのように、あの手この手といろんな手を使いなさいよ。




そして「実を避けて虚を打て」、つまり水のように高いところから低いところに流れる。





そして形なき水は、ふさがれているところに、ずっと留まることをしません。




流れることができるところに、形を変えて流れていきます。





とにかくふさがれているところではなくて、行けるところを攻める。






攻めれるところを攻めよ。






要は。






弱点を突け!!






と言っているのです。




つまり、あなたがブランディングでポジショニングを取っていくには、大型店にまともに戦ってもとうてい歯が立ちません。





ならば、お客さんのニーズを探し、大型店や先発組に勝つには。





一騎打ち、局地戦、接近戦でライバル店や顧客にアプローチしていくしか勝ち目はありません。








つまりは、上の図のピンクの部分でブランディングして戦っていくしかありません。




これがブランディングにおいて先手を打ち、一騎打ち、局地戦、接近戦でライバル店を打ち負かす秘訣になります。
 
 
 
 
 
<第6章のまとめ>
『先手を打って弱点を突きまくれ』




 
 

追記


ここまで、長きにわたりここまで読んで下ってありがとうございます。(*´ω`*)





ここまで長い間、社長様のお時間をお使いいただいているわけですから、新町としても、本気でお伝えしたいと思って熱が入ってここまで長くなってしまいました。m(_ _)m




ブランド戦略について長々と喋ってきましたが、最後にブランド戦略について、大事なことをお伝えしたいと思っています。




ポジショニングとは、言葉の通り、どこで戦うかを決めることであります。



そしてブランディングとは、”それ”を市場に提供することであります。



ブランディングされた会社は、信頼が構築されます。




信頼が構築された会社は、新規顧客獲得コストがいちじるしく低下して、マーケティングへの効果を飛躍的に高めることが可能となります。







これが「戦わずして、勝つ!!」ことができます。





集客から考えますと、まずビジネスの中心となる器を作り上げなければなりません。






それがブランドです。





多くの経営者様は常に新規客ばかりを求めて、集客に頭を悩ませます。




このことを多くの経営者様は間違っております。





中心となる器つまり、ブランドができてないとザルで水をすくうようなもので、いっこうに集客向上への可能性はありません。




ここまで熱心に読み進めたあなたは、もうすでにお気づきかもしれません。





このことがいかに愚かなことかということを。





「戦わずして、勝つ」本当の戦略を活かして、あなたのビジネスを伸ばしていただけることを切に思います。





そして、まだまだこのブランディングについては、いつか機会みてこのブログでお話したいと思います。







そして、このブログであなただけのお店の売り(ユニーク・セリング・プロポジション)を作り、どこにも属さない唯一のポジショニングを見つけていただきたいと思います。
(USP=異彩を放つセールスポイントのことです。)





これもブログで説明しようと思えば、この記事くらい長くなりそうなので、また時間を見て説明していきます。汗



簡潔に言いますと。




USPキャッチコピーの作り方。



1・「ビジョン」「ミッション」をつくる




2・「だれに」「なにを」「どうやって」を明確にする



3・「会社や商品の特徴」を書き出してみる
【特徴・ユニークさ・独自性・強みを書き出す】



4・特徴を受け取ったお客さんのメリットを書き出す





5・特徴とお客さんのメリットをつなげてみる





6・キャッチコピーを何個か作り上げる




7・競合商品のキャッチコピーを調べてみる






 
 
 
 
USP とは



①広告は、消費者に向かって強く主張すべき点がなければならない。


競合がよく使っている手垢のついた言葉は避けなければならない。


消費者にこう呼びかけるべきだ。


「この商品をお買いなさい。 そうすれば、あなたはこんなに良い点を得ることになるはずだ」


②その主張は競合が主張してないものか、それとも主張しようとしてもできないことでなければならない。


③その主張はパワフルであり、多くの消費者に商品を買う行動を起こさせるものでなければならない。



- ロッサ-・リーブス -(アメリカの広告の巨匠)

 
 
 
 


それほどマーケティングにおいては、核となる部分でありまして。




ちなみに新町のお店のUSPは。





「友達が100人できるよ!! 笑顔と笑いが広がるレストランバー!!」


というUSPキャッチコピーです。

 



ここまでできたら、ブランディングは完成できたも同然です。




お客さんに生涯愛されるには、ブランディングが必要。





会社が長く生き残っていく方法の1つとして、「一人ひとりのお客さんに、生涯に渡って長くお金を使ってもらうこと」という考えがあります。





この長期的な成功には、やはりブランドが必要なのです。




日本ではいまだピンとこないかも知れませんが、欧米ではブランド自体を資産だと考えるようになってきています。




日本では「ものづくりの国」だから、そうなのかも知れませんが。





アイディアやブランドのような無形な価値を軽視し評価しない傾向にあるように感じます。
(そのクセ、ブランド物にはめっぽう弱い・・・)





しかし、現代というグローバルな競争を勝ち抜くためには、このような無形価値が見直されてきているのも事実です。





また景気が後退する現代のおいて、飲食店は煽りを受ける業種の代表格とも言われています。





そもそも、飲食店は店を構えて待つ商売でありますから、不況の煽りを受けつつも、手を打ちにくい”待ちの業態”だからそう言われているのでしょう。





愛知県の一宮市にある小さなフレンチレストラン「デラセラ」は、業界専門誌にもたびたび掲載されるような有名店になりました。




そのお店の成功は、「誕生日や記念日を祝うレストラン」としてブランドを築いて、地元はおろか、かなりの広範囲で愛されるお店になりました。




お客さんも、誕生日や記念日のお祝い事には、盛大にお金を使うものです。




そのブランディングがあたって、なんと平均単価が4倍になったというのです。





新町もここまでは、ありませんが。




ブランディングのおかげで、客単価が1・5倍は上がりました。





そして、ブランドができれば店内にあなたのお店の「ロゴマーク」を所々に入れていってください。

 
 
 
 
 
 



人間はなんと五感の80%以上を支配していると言われ、印象の大部分が決まると言われる大事な要素なのです。





店舗の理念や特徴、思いを図案化し視覚的に訴えていくことで、より分かりやすくお客さんに伝えることができます。
(ロゴは必ず統一してください。】








もしあなたが、このブランディングを構築できれば、新町が言っていたことが真実であったことに気づくでしょう。











この情報があなたのお役に立ち、あなたの時間とお金が増えたとしたら、嬉しく思います。m(_ _)m







心から応援しています!!
 
 
 
本日も張り切っていきましょう!!





新町



 

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地域密着型のビジネスを中心にマーケティングやチラシなどの広告作成アドバイス、マーケティング戦略などを行う、地域密着型!のマーケティングを利益で返す会社です。 反応の取れない広告は、お金のバラまき行為。 一撃必殺!マーケティングでは、マーケティングで日本を強くする!をスローガンに、いま日本経済に本当に必要なマーケティングを、企業様に移植するサービス会社です。 あなたの街であなたのビジネスを強くするプロのハンターです。 あなたの経営をガンガンと 爆上げさせるべく。 日夜、愛するマーケティングと広告研究に余念がない、 セールス、広告大好きのマーケティングサービス会社です。 19年飲食店などの経営を続けて、コピーライターとしても 10年のキャリアで様々な広告を研究し、模索して。 テレビや雑誌やヤフーニュース、新聞と。 多くの販売促進を成功させてきました。 20年近くの経験と知識を、 あなたのビジネスに活かしていきます。 小さな企業がなかなかできないマーケティングを使って、あなたの素晴らしいサービスを世の中に伝え、世の中の不便、不合理、非効率を解決して、心地よい社会、住みよい社会、小さくても強いビジネスを作って、強い日本の未来を作ることに人生を捧げます!! なので住みよい強い日本の未来と、クライアント様の本来ある魅力を自然と売れる仕組みを創って広げていく会社です。 なのですべての発信は強い日本の未来のためとしてとらえ。 どんな状況でも勝ち続ける力と、常に効果的な目的を 共に達成していくことを目標にしています。 多くの人があなたのビジネスのファンになっていくのを 陰ながらガンガン応援していきます!! 地域密着型!マーケティングと出会って本当に良かったと言える お互いウィンウィンの関係を目指していきます!!