いやさ、経営者になって5半世紀、そんな言葉があるのか分からないですけど。
もうねちっこい会社と個人経営者を20年経営者をしてきて迷える経営者代表としてね、誰かが言わないとと思って。
本日、ガツンと言わせてもらいます。
経営者とは何か?が分からない!
これね、小さなビジネスの経営者やなりたての経営者、そしてこれから経営者になろうと思う人なら、誰しもぶつかる壁だと思うんですよね。
経営者になってみて、自分がこんな悩みにつまづくなんて、夢にも思わなかったと思うんですよね。
僕なんてね、初めて経営者になりたてのころは、何かのビジネスを持てば、それでいきなり経営者でしょ?
なんてね、軽く考えていたわけですよ。
経営する人でしょ??つーくらいにね。
もう小学校の頃に社会科見学行って、街のケーキ屋さん、お花屋さんくらいの経営知識しかなかったわけですよ、ええ。
そんでまぁ〜今になって、今日、ひさびさの休みだから。
今日は街のパン屋さんに社会科見学行こうかなぁ〜なんて、なかなかできない年頃になっていることに気づくんですよね。
だってジャポニカ学習帳にシマウマがのったノートとか鉛筆もって、こんちわーってお店はいたっら、コイツあやし~ってなるの分ってるじゃないですか?
なんなら、経営する人?
敬礼する人?

いいかぁー手のひらを絶対に見せるな〜!!
相手に手の内を見せることになるぞ〜!!
ってスゴんでいるみたいな感じ・・?
まあ、そんな感じでね。
経営者をどこか舐めていたんですよ。
今日は経営者とは?つースペクタクルな、ちょっぴりデリケートな題材に挑戦してみようかなって思っています。
じゃあまず、経営 者 とは 何かを「大人の社会科見学」を文字を通して観ていきましょう。
経営 者 とは?

チョット待って「経営者」を辞書でひいてみると「会社の経営の責任を持つ者」ってなっているんですね。
ってことは、経営者ってそのビジネスの代表として経営を担っているわけ?
だからすべての事業意思決定の最高責任者であることは、共通するみたいなんですね。
まあサッカーで言うと、日本代表の選手じゃなくて、監督ってことですよね?
よくホラ、日本代表の特徴を活かして日本のファンに示して欲しかったって、理事会がヤイノヤイノうるさいじゃない?
日本代表の不甲斐ない結果の責任をとって、新町監督辞任・・
次の監督候補は、新町監督の意向を継いだ、切れ目のない柔軟な対応ができる監督が求められる。
つー感じですね。
それで経営者だって、事業についての最適な決断をくだして、事業活動を全体的に指揮する監督と同じなんですね。
会社法での名称は、「代表取締役」とか「代表社員」とか、労働法だと「使用者」と法的責任者としてさだめられていて。
会社組織では「社長」「代表」、自営業では「個人事業主」なんつー事業の最高責任者のことをいろんな呼び方してるけど。
やっぱり事業意思決定の最高責任者として、事業の業績を経営者の意思決定の連続で決まっているので、その責任を担う人ってことです。
でも、われわれ小さな事業では、自分自らプレーヤーとして現場に立っていて、時間が無いし、忙しいって思っている人がほとんどですよね?
広義に経営者とは、(実際には集団で意思決定したり、経営の仕事を分割して分担をしていることも多い)上場した企業のように事業を持った所有経営者もいたり、独立専門経営者という「オーナー経営者」と「雇われ経営者」がいるんですよね。
でも小さな経営者だと、そんなことって難しいじゃないですか?
全部自分でやらなきゃいけないし。
もし自分がやらなかったら、経営ってだれもやってくれないじゃないですか?
電子レンジのように1分でチーンって、自動で温めてくれるような、画期的な経営自動サービスって無いじゃないですか。
だからすべての決断の連続で業績成績への経営者の責任は重大だし。
だから狭義には最高経営責任者を指すってことです。
なので経営者は、企業を経営(マネジメント)する役割を担う人のことなんです。
つまり経営者とは企業の経営方針や経営計画を立案・決定し、経営に関するすべての責任を持つ人の総称ってことなんですね。
んっ!?で、経営って!?
経営とは何か?

まずですよ、経営者を語る前に、最初にあるでしょう・・
そうそう、経営ですよね?
そう経営。
経営の語源を調べてみるとですよ。
今の「物事を計画的に営む」という現在の意味 になったのは。
古くから日本や中国で使われていた元々の語源は、建物を建てるところから来てできた言葉なんです。
「経」の元々の意味とは、建物を建てるときに杭を打って、その場所を縄をピーンと張って土地を測って。

掘り出す部分や、けずる部分、柱を建てる場所などしっかりと土地の土台をすえて、しっかりと作り込むこと。
だからですよ、この「経」の部分は、経営者や、そのビジネスの概念や使命、役割、仕事内容や領域などを目的に合わせてピッタリと柱を立てて理想の建物を作っていく感覚です。
「営」は何かっつーと。
「経」で計画したものを、継続的・計画的に持続可能に運営していくことです。
よく京セラの「稲盛和夫」さんとか、パナソニックの「松下幸之助」さんとかの名だたるすごい経営者の人の本を読んで経営を勉強しようと思うじゃないですか。
それで過去の新町も何冊も読んでみたんですね。
渋沢栄一さんの「論語と算盤」とかね。まあ、経営を勉強しようって思って読むわけですよ。
んで本をたたむときにあれっ!?これって道徳の本?哲学の本だったのかな??
たまたまかって思って、違う本読んでみるんですよ。
でもやっぱり道徳や哲学の本。
あのね僕は経営を学びたいの、道徳や哲学じゃないのって思うことがよくあったんですよ。
いつもおかしいって、経営者の人って、経営のノウハウを書かずに、自分の名前で道徳を売って、自分のブランドを作り上げているだけじゃないかって。
でも最近そのことの意味につて気づいてきたんですよ。
日本古来の近江商人の教えで、「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」=「三方良し」(さんぽうよし)ってあるでしょ。

あの考えって大事なんだなって分かってきたんですよ、ええ。
それが成功条件なんだなって。
昔話にたとえば「桃太郎」の話があるじゃないですか。
村人を救うために、組織を作って悪い鬼を退治する話ですよね?
この構図をとにかくつくること、つまり「三方良し」が儲かるって話なんですよね。
これを作れば末永く儲かるって話なんです。
とにかく敵ができにくいし、お客さんも喜んで応援するし、潰れにくい体制ができるんですよ。
だからちゃんとした三方良しの状態をつくるには、哲学を基本にした道徳心が事業に大事なわけなんですよ。
つまり村人を助ける、世のため、人のため、社会のためってね。
考えてもみてください。
とにかく悪徳商売では永く続かないし、もし失敗したらいやあの企業だからって、みんな応援なんかしたくないじゃないですか。
三方良しの事業と悪徳商売の事業の商品、どっちにしようかなって思ったら。
三方良しの会社の商品を選ぶのがほとんどだと思うんですよね。
なので事業は根本的に、社会貢献のためにあるというのが前提にあって。
そこから大義と目的が生まれるべきなんですね。
そうなったら事業自体強くなりますよ。
使命感がありますから。その事業やお店が、本来与えられた役割と果たすべき大義と目的を、ブレなくピッタリと経営していくこと。
どんな時代においても変わらないのが、大義とか本来の使命感です。
そんな中、独自化を進めて、変化や成長、進化を遂げて、独自の強みが増して生き残ることができそのお店や、事業は永く続く事業となっていきます。
そこに多くのお客さんの支援があってからこそできるわけです。
もちろん従業員の方だって、やっている目的を認識することによって、まとまりや目的に向かう組織の一体感も生まれやすくなります。
常に事業の存在価値を何度も何度も組織みんなで立ち返るのがコツです。
なので三方良しの状態を作り上げることこそが、儲かる形をつくることなんですね。
話はよく分かった、でもこの小さな事業で、そこまでやる時間が無いんだよと思う方がほとんどだと思うんですよね。
そんなアタイに、どうやってそこまでのことをヤレって言うのさ・・
そんな声が聞こえてきそうです。
なので前回の記事でもお話した経営者本来の仕事をお話していきます。
経営者のもとめられる素質

スタッフ30人以下で、月に30万円も広告費に使うことができない、零細企業や個人事業主、中小企業って日本で本当に多いんですね。
それで本人がプレーヤーで頑張っているし、もう本当、忙しいんですよ。
時間なんて本当に無い、キツい、でもやらないといけないことはいっぱいで、コンチクショーメってな具合でやっている方々が多いんですね。
そんな中でも、経営は常につきまといます。
たとえ経営が目に見えないまでも、結果として、業績として、事業の経理として目に見えて分かってくるんです。
だからビジネスをコントロールすることなんですね。
ビジネスをコントロールできない、またはしようとしていない経営者って多いんですよ。
経営者の働く時間、もっというと経営者の人生は時間でできているんですね。
もう人生を見える化すると、ずっと砂時計の砂がサラサラと落ちていっている状態なんです。

時間がない小さな事業者様にとって、時間はかなり貴重ですし、その中でどうやって経営を進めていくのか?
これが我々中小企業の大きな課題です。よくね、忙しい経営者様って、タスク管理をするでしょ?
でもね、もうこれ、タスクゼロにしてしまうんです。
もう、経営をする時間をタスクではなくて、アポに変える必要があるんですね。
タスクではなくアポに変えるとは、アポってだれか他人と会う約束をするわけですから。
会食や面談や、打合せの時間をしっかりと守りますよね?経営の時間だって一緒なんです。
あなたという経営者の時間を大事に守るんです。
自分との約束をないがしろにしてしまうと、自分の事業の成績だって落ちてしまいます。
あなたという経営者との時間を絶対にアポとして大事にして守るんですよ。
自分との約束を守れる人ってなかなかいないのが現状だと思うんですね。
でも自分との約束をしっかり守れる人って自分に自信を持てるんです。なので一日のうちの一時間、理想は2時間を小さな事業者さまは、しっかりと経営の時間を持つ必要があるんです。
その時間だけは絶対に誰にも譲れない、経営者としての大切な時間にするんです。
自分の時間をコントロールできない人が、事業なんてもっとコントロールできないですよね?
そうしないと自分の事業をコントロールする事なんてできません。
大切なのは事業を戦略的に考えたり、見直したりする俯瞰する時間を持つことです。
経営者は何をする? 本当の経営者になるには?

では、経営者はどういった仕事をすればいいのでしょうか?
結論から先に申し上げますと。
社長の仕事は、「紙とペンを持って頭に汗をかいて、アイディアを絞り出すこと
決して体を動かして汗水たらして、一生懸命働くことではありません。
確かに汗水たらしてよく働くことは体の疲れもあって、「ああーはたらいたなぁー」って気持ちいい実感があるのですが、それじゃあビジネスは現状維持で変わることはありません。
経営者はその事業の中枢部です、事業の頭脳です。
なので手にペンを持ち頭に汗をかいて机上で考える時間をつくるのです。
この時間を1日の中に必ず取り入れて、ビジネスをコントロールすること。

多くの小さな事業の経営者さまの9割はほとんどこのことをやっていません。
時間がないと、そんな余裕がないと、大事な本質的なことを後回しにするのです。
だから社長の仕事をやっている人は、すぐに勝てるようになります。
だって多くの経営者様はやっていませんから、そんなこと。
別に大きな事業のようにいろんなことをする必要は無いのです。
でも実は小さな事業には、あれもこれもと多くのことをする必要はありません。大きな企業と小さな企業の戦い方は違います。
なぜかというと小さな企業は、そもそもお金も、人員も、認知度など、資源がないからです。
色々大切だと取り組んだら全部物事が足りなくなり、全部が中途半端になってしまいます。
本当に成果が出る大事なことは、ほんのわずかです。
その一日わずかな1時間から2時間の時間を使って、しっかりと成果の出ることだけに集中する必要があるんです。
そうしたら成績はグーンと伸びるんです。
つまり成功するために必要なことは、「社長の仕事」だけをしていくことなんです。
じゃあどうやってやるんだよって考えますよね?
前回の記事を読んでいない方のためにも、そして前回の記事を読んだ方は復習をかねて説明していきますよ。
んで、ドンドンこのブログの記事を重ねるたびに、深く深く入り込んでいきます。
経営者の4つの仕事とは?

じゃあじゃあ、社長仕事ですよ !!
社長社長、仕事してってスタッフに言われて、労働しているのはトウシロウです。
それって何すりゃいいの?
って感じますよね?
それでは経営者の4つの仕事を説明したいと思います。
経営者や管理者の仕事とは4つあります。
1.スタッフに給料を払うこと
2.マーケティングをすること
3.仕組みを作り、管理すること
4.決めること(戦略を立てること)
この4つ。
そして。
2.マーケティングをすること
3.仕組みを作り、管理すること
4.決めること(戦略を立てること)
で、一つ目のスタッフに給料を払うことができる。
・逆に言えば、3つ以外のことは、経営者としてやってはいけない
・つまり「あなたは経営者」だと自覚すること
これが小さな企業の経営者の本来やるべき、最低限の仕事なんです。
とにかく戦略的であることです。
まず何をやるかではなく、何をやらないかが大事なことです。
そしてこの戦略的とは、力をできるだけ少なく絞って、そのことに力を集中させて結果を出していくいことなんです。
これこそが戦略的思考です。
これは常にビジネスにおいて、資源が足りないという原則がある限り、経営者が持つべきもの、それが戦略的思考です。
経営者とは簡単に言うと?
それではまたまた前回の記事と一緒ですが。
また復習をかねて書かせてもらいます。
それでは経営者とは簡単に言うと。
つまり、「経営者」とは、
「経営をする人」であり。「経営」とは「社長の仕事」を、
することであり。「社長の仕事」とは3つあります、
①「マーケティングをする」
②「仕組みを作り、管理する」
③「決めること(戦略を立てる)」
だけの「3つの仕事」をすることです。「仕事」の語源は「働く」に
あります。そして「働く」という言葉には
「はたを楽にする」という
意味があります。つまり、お客さんや周りの困っている人、
悩んでいる人を楽にしてあげることが、
そのものの仕事であり、
ビジネスなのです。どんな企業も、「誰かの悩み」
「困っていること」『願望」「問題」を
解決することでビジネスを営んでいるのです。
多くの企業が必死になって
「顧客が困っていることは
なんだろう・・?」「消費者は何に悩み、
どんな解決を求めているのだろう・・」
とマーケティングをしているのです。常に考える時のポイントは、
「あなたのお客さんの
気持ちになって考えること」です。見込み客の「困っていること」
「悩み」「欲求」について、
手に取るようにわかり、
それをどこよりも上手に、
解決してあげることができれば、
あなたはすでに大金持ちです。
「はたを楽にする」ことが可能になり、
すなわちビジネスになっていくわけです。店舗ビジネスを始めるにあたり必要なのは、
「専門的な技術や知識」だけではなく、
「あなたの周りにいる見込み客が
何に困っているのかを正確に知ること」です。
そしてあなたのビジネスで、
どうやってどこよりも上手に解決できるのか?それこそがビジネスの起点であり。
それを「紙とペンを持って考えること」が、
「経営者本来の仕事」なのす。
このようなことを定義化してきました。
魅力的で成功する経営者の必要な資質とは?

あなたは経営者として1日のうちにどれだけ、時間を使ってこれらのことをやっているでしょうか?
もちろんビジネスを持てば、その瞬間から経営者になれますが。
ここで説明したいのは、「オーナーマインド」を持った経営者になるということです。
まずビジネスを運営するスキルを持つ必要があります。
職人マインドのままの経営の問題としては、一緒にスタッフと同じ目線で働くことになり、お店全体を俯瞰視点で見ることができないことにあります。
つまり、ビジネス全体を客観視する視点を持って、新たな課題を見つけ修正していく力を身に付ける必要性があるのです。
そのためにも、あなたがビジネスオーナーとして、やらないといけない仕事に、どれだけ集中して、それを解決していけるかにかかっているのです。
それは、あなたが美味しい料理を作る事でもありませんし。
長い間、働くということでもありません。
必ず成功を収めるために行わないといけない、オーナーの仕事は3つありましたよね?
①マーケティングすること
②仕組みを作り、管理すること
③決めること(戦略を立てること)
この3つです。
これらのことだけを集中して、できるだけ多くやってみるようにしてみてください。
ここまで長々と「経営 者 とは?」について、スペクタクルなデリケートなお話をしてきました。
次回は、これらをもっと掘り下げて、その経営者の時間をより濃い働き方をするにはどうすればいいのかを、時間という観点で説明していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
ぜひ、頑張っていきましょう。
あなたならできる!!
共に成長していきましょう。
応援しています。
新町
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