経営 者 と は どう ある べき か?

いや〜多くのビジネスの権威のある研究家や専門家が、様々な本や論文で本来のビジネスや経営者のあり方を口々に自由に語っていますけどね。

僕もこれまでまあ、本来のビジネスっつ−のは何なのか?

そしてビジネスや経営者のあり方って、本来はどんなあり方であるべきなのかっつ−疑問に多くの時間をさいて研究してきた身としてですね。

で、今回の議題なのですが、今日はね、なんつーの。

「ここが変だよ日本人のビジネス版」とか、「朝まで生テレビ」で名だたる著名な専門家達に並んで、ゆくゆくはコメンデーターになりたいわけですよ。

この世にはびこった経済圏のウミに古畑任三郎のように、眉をひそめながら沈痛な面持ちで一言バシッて言いたいんですよ。

なのでこの場をお借りして、タフな男の愛香漂わせ、男臭く語ってみたいと思うんですね。

う〜ん、マ・ン・ダ・ム・・!!

ビジネスとはどうあるべきか?

まあ、多くのビジネスの始まりは、単なるお金儲けから始まるのかもしれませんが。

経営者を語る前に、まずビジネスは本来どのようなものであるのかを、考えてみたいと思います。

ビジネスの本来あるべき姿とは、ビジネスに関わるすべてのものの幸せに貢献する存在であること。

これが様々な文献を調べてきて分かった様々なことを全部集約すると。

結局は「ビジネスに関わる全てのの幸せに貢献する存在である」ことが、本来あるべき究極のビジネスのあり方だと分かってくるんですね。

まさに日本古くから伝わる近江商人の教え、売り手よし、買い手よし、世間よしの精神、「三方良し」なんですよ。

これってよく考えられていて、この「三方良し」という形を作ることで、儲かる体制はできるんですね。

これを作れば儲かるっていうわけじゃなくて、この形をつくるから儲かるようになるんですよ。

例えば経営についてもっとも理論立てて説明してきた偉人。

あのピーター・ドラッカーも、経営の目的を次のように説明しています。

“「マネジメント(経営)とは人のことである」
「企業の目的は顧客の創造である」
「経営者とは、会社全体の成果に向けられた自分の仕事を
考え抜くこと」”

このように「経営の神様と呼ばれるピーター・ドラッカー」は言っています。

英語でマネジメントとは、組織の管理や経営と直訳されます。

そしてこの経営とは、今の自由民主主義の中で、人々が自由で民主主義な生活を営むための手段ということです。

つまり、組織の中で人々が幸せに生き生きと自己表現し、幸せな生活を送るための道具に過ぎないのです。

そしてドラッカーはこのマネジメントを組織に成果を上げさせるための機能として、単に指示や管理をして仕切るだけではなく。

組織の成果に対して責任を持つために、組織を正しく機能させて成果を上げる事ができるリーダーと言い換えることができます。

さらにドラッカーの格言の中での企業の目的は。

「企業の目的は顧客の創造である」と言っています。

単に「売上を上げることや利益を上げること」だけではなく。

その企業の目的の源泉は顧客起点であるということです。

つまり顧客満足がないと、企業の永続的な成長は見込めません。

事業の目的が人々の価値を生み出して社会をより豊かにすることなんです。

人々が今あるもの、今まで見たたこともないものを含めて、世の中の不便、不合理、非効率、これらを解決することに対して情熱を傾け。

より良いもの、より便利なもの、より快適なもの、より楽しいものを生み出して。

それを事業化して、人を雇用して、給料を払って、経済効果を生み出し社会を豊かにする、これが経営だということなんです。

顧客の不便や不合理、非効率への企業活動によって解決して喜ぶ人を増やすことで、仕事に価値を求める人々が集まって、力の集中により企業価値を高めていくのです。

その仕事に価値を高めて行くことで、事業は「何のため?」という目的が必要です。

言い換えると、働く人にとっても事業を通して社会貢献できることや、企業活動によって成長できることで喜ぶ人を増やすことも企業の役割であり、指揮官である経営者の役割だということです。

そのために、経営者とはどうあるべきかを考えていきましょう。

経営 者 と は どう ある べき か?

経営者が会社の経営で業績を伸ばすためには、まず会社の理念をスタッフや社内に浸透させることです。

何が正解で何をやっていてはダメなのか?

すべの行動の指針となる、会社の理念や店舗の理念を徹底的に繰り返し繰り返し伝えて社内に浸透させて行くことが、経営者という会社の指揮官の重要な役割です。

こんな偉そうなことを新町は言っていますが。

このような会社に理念ができていない時は、スタッフにその都度、ここがこうだからこれはやってはダメでしょ?

などと行き当りばったりのこをスタッフに伝えて、スタッフを困惑させていました。

経営者とはどうあるべきか?

経営者とは、会社の理念を自ら体現し、社員に浸透させる存在であるべきです。 経営者にとって最も大事なことは、「理念を掲げて社内に浸透させること」です。

経営理念とは?経営者が理念を社内に浸透させる意味とは?

世の中に星の数ほど企業理念がありますが。

企業や会社、どんなビジネスであっても、人格があります。

「企業理念」とは、「企業の存在意義とあり方」というビジネス人格を言語化したものです。

・何のために存在しているのか?

・そのために何を大事にして、日々何を心がけているのか?

・どの未来に向かって活動しているのか?

・自社の強みは何なのか?

というような企業の人格を形成し、常に業務に立ち止まり考えられる行動指針が明確であることが大切であり、その企業活動の人格を担っているのが、企業理念ということになります。

すべての企業活動において、雇用やスタッフ教育、目標、意思決定、行動指針などが、その企業らしく企業活動が行うことができる大切なものなので、力が集中してビジネスのご利益が大きくなります。

何度も何度も伝え、毎日のように復唱させてでも、企業理念をスタッフに浸透させていくことが経営者の重要な役割となります。

経営では「起業家」「マネージャー」「職人・専門家」この3つの人格のバランスが大事 

社長の人格は三種類あります。

一つは日頃のビジネスの行方を考え、方向性を考えている「起業家」としてのあなた。

そしてもう一つは、ビジネス管理を冷静に分析する「マネージャー」という、もうひとりのあなた。

さらに仕事の専門家として常にお客さんと接して、顧客満足度を高めるために精を出す、「職人・専門家」のあなた。

とはいえ、スタッフも30人も満たない小さなビジネスでは、社長自ら戦場の前に立って戦ってるのがほとんどのケースだと思います。

起業したてのころは、もしかしたら起業家の方が比率は高かったかも知れません。

でも、ついつい日頃の営業でお客さんと接していると、職人の比率が高まってしまいがちになりますよね。

その場その場で一杯一杯な現状が現実だと思います。

そこで少しここで知っていただきたいことがあります。

 

それは。

まずほとんどの中小企業の経営者を苦しめている原因は、この3つの人格バランスが取れていないことにあります。

ある専門家は9割以上の経営者は、この3つの資質バランスを持っておらず、「職人」のままに留まったままで。

さらに「業務上の専門知識」と「経営の知識」は、まったく別モノであり、正しい経営ができていないと言われています。

社長が忙しい会社は、絶対に成長しないと強く言い切っている専門家たちもいます。

なぜ、そのようなことが言えるのか?

 

未来を創造し、方向性を示せないダメな経営者の特徴とは? 

実は、中小企業の9割の社長は、社長本来の仕事をしていないのです。

なぜそのようなことが言えるのか?

そこで僕の友達経営者の1日を観てみましょう。

ずっとイタリアンレストランで何店舗も修行して、33歳で念願のレストランをオープンをさせた酒井さん。

彼は若い世帯が増えて続けている、比較的若い家族が住む住宅街の路面店でお店をオープンさせました。

そして住宅街でオープンさせたことから、昼のランチ営業と、夜のディナーの1日2回と、合計約8時間の営業しています。

こういった1日2回の営業形態、そして12時間以上を仕事に時間を取られる労働形態であることもさることながら。

なにかあなたはお気づきでしょうか?

そうです、酒井シェフは僕に経営者になったといいながら、1日の中で一切、経営者の3種類の重要な資質である、「社長の仕事」をやっていないのです。汗

経営者になったと、僕にウソをついていたんでしょうか‥?

まあしいて言えば、やっている社長の仕事といえば。

マネージャーっポイ「売り上げチェック」くらいでしょうか‥

もしかしたら誰かにだまされて、雇われオーナーにされているかも知れません。

でももし、彼がお店のオーナーで、自ら事業を営んでいるとするならば、これはかなり危険な状態なんです。

なぜならば、彼は自ら出店費用を払い、毎月のリスクを背負いながら、「彼自ら労働者」になっているからです。

つまり彼は、ただの「リスクを背負った労働者」になっただけであって、「経営者なのに、経営をしていない」ということになります。

これはかなり危険な状態だと言えます。

そして僕は多くの経営者とこれまでお会いしてきました。

その中で本当に人生をかけて、お客さんのため、スタッフや愛する家族のためにと一生懸命に自分を鼓舞して頑張っている姿を数多く見てまいりました。

そのために自分が選んだビジネスのはずが、いつの間にか強い責任感から、ビジネスに経営者の資源を搾取されている多くのケースを見てきました。

これは過去の新町も一緒でしたので、そうは言ってもしょうがないじゃないかとエナリくんのような気持ちになるのは分かります。

でもですよ・・ 

一番重要なのは経営者の人生です!!

ビジネスを拡張させることだけではありません。

あなたの思いが詰まったビジネスを人生そのものと考える気持ちは僕も経営者なので分かります。

でもビジネスはあなたの人生そのものではなく、目的地に自分を運んでくれるあくまでも乗り物なんです。

ビジネスは、あなた人生そのもので縛られるものではなく、操縦できるものでなくてはならないんです••••

もっとも大事なものは、経営者であるあなたの人生です。

僕らの住むこの世界は、時間という構成要素で成り立っています。

だからこそ僕らの人生を構成するものも、とうぜん時間というもので成り立っています。

そこでこの僕らの人生を、これからの人生を時間として捉えていただきたいと思います。

もちろん時間はものと違って、形ないものでかなり抽象的なものです。

私たちは形あるものにはすぐに認識できて、あれが欲しいとか、お金が欲しいとか、物欲が湧くというのも当然のことでしょう。

その証拠に、私たちは相手に感謝を示すために、よく物を送って感謝の意を示します。

でもよくよく物と時間を考えてみると。


ものというもの自体は創造という行為の結果でしかないものに対して、
時間はつねに創造する生産的な行為の始まりであるということです。

つまり、時間がすべて創造のはじまりという原因で、ものを手に入れること自体がその創造によって得られる結果ということですね。

 

経営者の人生、あなたの謝辞を考えてみる 

これからこのブログでは、これらのあなたの人生をよりよく変えるために、時間の使い方、目標の立て方、ビジネスの管理の仕方などを学んでいただきます。

だけどその前に、あなたの現在のビジネスの現状を認識していただきたいと思います。

それを認識していただくために。

ここであなたの人生の最後を考えていただきたいのです。

そこで人生を時間として考える上でとても参考になるワークがあります。

それはあなたの人生の最後の日を考えてみることです。

もし、あなたが死んだときに、誰が駆けつけて、どんな言葉を誰に何を言われたいでしょうか?

あなたの最後のお別れの日に、スタッフになんと言われて、どんなお客さんにどのように言われて、友達には何て言われて、愛する家族やパートナーには、なんという言葉を投げかけてもらいたいでしょうか?

あなたの人生は、何と思われて終焉を迎えられることがあなたにとって理想でしょうか?

 

少し面倒に感じられるかもしれませんが、それ以上の見返りがあるワークです。

真剣に考えてみますと、自分がビジネスで本当に成しとげたいこととか。

晩年の経営者のあり方とか、スタッフや家族、仲間との時間の過ごし方や接し方がおぼろげながら観えてきます。

ぜひ、この機会で真剣に5分だけ考えていただきたいのです。

それでは、5分取ります。

ぜひ、考えてみてください。

あなたはどんな人に囲まれて、どんな人生をおくりたいと思いますでしょうか?

どれぐらいの収入を得て、スタッフにどういう風に思われて引退したいんでしょうか?

やりたいこと、なんでもいいんです。

こんな風に言われたい、こんな暮らしをしていたい。

こんなビジネスを最終段階で作りたい。

どんなものでも結構です。

自分の欲望のおもむくままで大丈夫です。

こんなこと書いちゃいけないなとか、ふざけていても大丈夫です。

誰にも見られることはありませんので、あなたの思うまま好き勝手に書いてください。

別にあまり思い出せないようなら、とりあえず5分だけでも、ザックリと考えて、まずは出すことから始めてください。

重要なのは、正しいとか、違うとかそんなことはお構いなしに、とりあえず頭に出てきたことを自由にできるだけ数をドンドン出すことです。

このワークは多くの人生を激変に変えるセミナーや書籍などでよく紹介されている、現在の自分を知るための効果的なワークです。

できればこの後も時間を改めて取ってこれを何としてでも完成させていただきたいです。

まずはとりあえず5分間、出してみましょう。

じゃあ、5分間動画を停止して作業してください。

あっ違ったこれ動画じゃなかった・・汗

少し読むのをやめて5分間経営者の仕事である、考える作業をしてみてください。m(_ _)m

経営者であるあなたの人生を明確にする

それでは書き出せましたでしょうか?

もっと書けるようでしたら、後で時間がある時にでもドンドンドンドン書いていってください。

一回真剣に書いてみると、自分がこんな感じに思っていたのかと気づきがあっておもしろいですので。

そしてここで出てきたこのワークを、今の自分自身に置き換えてみてください。 

今のビジネスを必死にやっていったら、その夢は叶いますか?

もし叶わないと思うのであれば、今の事業を変革する必要があります・・

もっとあなたの時間を有効的に使わなければなりません・・

改革、改善させていかなければいけません・・

でも、叶うようであれば、今のままでそのままいきましょう!!

なにも変える必要はありません。

そして、今の事業を突き進みスピードを上げて邁進していきましょう!

でも、いやこのままじゃダメだ‥‥

もっとよりいい事業にしたいと思うのであれば、今の状態を残念ながら変えなければいけません。

だからもっとあなたの人生をラクになって、理想の生活になれるように変えていきましょう。


この問題を解決するためにはどうすればいいのか?

これを一緒に頑張って学んでいきましょう。

経営者の資源を増やすためにすること考え方


さっきのレストランの事例の通り、彼が必死に労働をしている限り、時間と労働とスタッフの関係性からくる、しわ寄せはずっと続くのです。

聡明なあなたなら、もうお気づきでしょうが、経営においてもっとも重要なことは、「社長の仕事」をできるだけ増やすことにあります。

そうすると、あなたの大切な、時間、労務、心労からくる不安、これらがすべて解消できるのです。

よくこのようなお話をすると‥


「いや、時間がないし、現場は大変だし、そんな余裕なんて無いよ。」と経営者様がおっしゃられることがあります。

僕も最初はそんな風に思っていました。

もちろん中には、規模が小さかったり、起業したてだったり、様々な理由から、経営者が1人ですべての業務をこなしている方もいらっしゃると思います。

確かに、さっきの例のレストランの場合も、軽く12時間以上の時間を仕事に拘束され、時間のない状態だといえるでしょう。

それは過去の新町もそうでしたし、最初にお会いした頃の僕の仲間経営者たちも、みんな同じ状態でした‥

もちろんその中には経営者お1人で、お店を切り盛りしている仲間も大勢いました。

本当は「社長の仕事」をやればやるほど
時間やお金が生まれます。

「社長の仕事」をやらないから
時間やお金、余裕がないのです。


このように「社長の仕事」をやらない人は、その時間を取ろうともしないで、目の前にある作業をやり続けるだけなのです。

何もかも自力ですべてをやろうとするので、時間がかかって仕方ないのです。
 

多くの冷戦企業の経営者さまは、事業の業績をあげるための重要な「社長の仕事」という方法があるのに、「社長の仕事」に時間を割くことを惜しんで、ずっと労務だけをしている状態です。

むしろ「社長の仕事」を1日にわずかでも確保すれば、その時間の量が増えるにしたがって、時間などの
余裕がどんどん出てくるようになります。

そしてより生産性の高いこと、もっと戦略的なことや将来のことをじっくりと考えることができ、
さらなる飛躍性と効率性が高まっていくのです。

ここまで社長自らが必死に働き、目の前の仕事をバリバリとこなしている会社は、ある一定を超えることはできないと説明してきました。

「まず目の前のお客さんのことの方が大切だろ!!」

ごもっともです。

もちろん目先のお金を稼ぎお店の業績を伸ばすことはとても重要なことです。

そして‥


目の前のことに集中してばかりで、生産性のある先の事業発展の種まきをしない限り、その事業の発展と余裕は生まれることはありません。

これは当然といえば当然ですよね?

経営者として考えるべき時間の考え方は、より生産性の高いものへ集中して結果を出すという投資的な考え方です。

そのために大事な考え方を次の章で考えてみましょう。

ビジネス結果を出す経営者にとって大事な考え方

9割以上の経営者は「社長本来の仕事」をしていない 

突然ですが、9割の経営者は「社長本来の仕事」をしていません。

まず、9割以上の冷戦企業の経営者は「社長本来の仕事」をまったくしていないということです。

「大成する経営者というのは、その時点の収入額にかかわらず、ビジネスの全体を視野にいれたうえで、ビジネスの将来の総収入や時間を確保するための時間とお金の使い方をしているのです。」

なぜなら「社長の仕事」は最も安価で、最も効果的な究極のビジネス投資であるからです。

当然ですが、人間が平等に与えられたものは、1日24時間です。

そして世の中で成功者と呼ばれる人は、「限られた時間の中で、最高の結果を出す方法」を優先的に取り組んでいる方々ばかりです。

そのため、経営者がもっと重要視して、その時間を有効的に確保する必要があるのです。

投資である以上、元手の時間をケチると、リターンもたいした成果に繋がらないのは当然といえば当然です。

だけど多くのスモールビジネスの経営者が「社長の仕事」をしていません。

つまり、 

みんなが「社長の仕事」をしないということは、逆に1日わずかでも「社長の仕事」をするだけで、その他大勢から突出できるということであります。

僕や僕の仲間たちも、最初はお金も時間もない今にも吹き飛びそうな情弱なビジネスの状態から。

その「社長の時間」を1日に少しだけでも作り出すようになって、次第に余裕が増えていきました。

それは最初はどんな状況であれ、業績がアップして余裕ができたことです。

たとえば、店舗経営の重要な要素でもある立地の問題も、立地が良かろうが、悪かろうがその問題の解決方法を見つけ出すこともできます。

安いものしか売れないという悩みも、売りたいものが売れるようになり、利益が向上したことで、時間にも余裕ができたり。

スタッフに何度も同じことを言わなければならなかった問題も、社長の時間を作り出し社長の本来の仕事で仕組みをつくることで。


人を作業に割り当てるのではなく、作業に人を割り当てることで、自動化できるようになり。

経営者がすべき「管理」は、「人」ではなく「仕事」を管理できるようになります。

そのことで僕も経営者の時間がその分増えて、さらに「社長の時間」を増やして、事業の余裕を作る時間に当てることができるようになりました。

これらの成果もすべて経営者の「作業自体」を減らして、「社長の仕事」を増やしたことにあります。

だから「社長の仕事」は「究極な格安な投資」なのです。

生産的な仕事に重点を置かず、目の前の仕事をこなしているだけで、後半年経てばと自分や周りにいくら言い聞かせても。

ただただ業務をこなすだけで、現状は何も変わることはありません。

専門家としての腕前だけじゃなく、経営能力を伸ばして躍進させることです。

それでは次の章に続きます。

社長が経営において必須の条件や資質とは? 

もちろん、社長も実務ができるに越したことはありません。

だけどそれは経営からの観点から言わせていただければ。

それほど必須の条件ではないのです。

むしろ経営において言えば重要度は低いと言っていいでしょう。

現に僕の仲間でも専門家を雇って、飲食店や美容室を営んでいますし。

国の経営を司る、アメリカの元大統領トランプ大統領も起業家からいきなり大統領をしています。

最初に彼が、アメリカ合衆国の大統領に当選した時には。


政治を知らないただの起業家が、大統領になっても任務を勤め上げることができないと多くの専門家が揶揄していました。

その予想を裏腹に彼の功績は、政治経験がないにも関わらず、目覚ましい経済発展と雇用とアメリカの株価の向上と大成功を成し遂げました。

このことからも、経営に必ずしも、実務ができることが素晴らしい経営手腕を発揮するとは言えないではないでしょうか。

大事なことは、これらの社長の「起業家」「マネージャー」「職人・専門家」の3つの資質が、経営的にバランスを取れていることです。

もっと理想を言えば、一人の経営者がこの「3つの資質」を均等に3分の1ずつ持つことができればいいのですが‥

だから専門家としての腕前だけではなくて、起業家としての経営を躍進させる能力をもっと伸ばすこと。

マネージャーとしてしっかり管理をする能力を高めて、事業を成長させないといけません。

あなたの経営者としての必要な、「起業家」「マネージャー」「職人・専門家」の3つの資質。

これはあなたが望んでも望まなくても、3つの違った人格を成長させるための方法を学び実践しなければなりません。

これら3つの資質は、それぞれにまったく違った性格を持ち、時には正反対の考えを持たなければ
いけなくなってしまいます。

それではこれからいよいよ、これらの問題に対しての解決策を次のセクションから見ていきたいと思います。

社長の経営資源をつくる社長本来の3つの仕事とは?

社長の資源を作り出す3つの仕事

あなたの経営者としての必要な、「起業家」「マネージャー」「職人・専門家」の3つの資質が経営において必要であるとここまでお伝えしてきました。

しかしこのような相互に相対する考えを持って、1人の経営者が考え続けることは、よほどの精神分裂者じゃないと難しいと思われるのではないでしょうか。

いやハッキリ言って、そんなことができる人はまずいないでしょう。

そこでこれらをどこかで折り合いをつけるために必要なこと、、、それは。

 

「社長の本来の仕事」だけに集中することです。汗

それを単刀直入に言いますと。

「紙と鉛筆を持って頭に汗をかいて、
アイディアを絞り出すこと」

です。

この時間を1日の中に、必ず取り入れてほしいのです。

専門家、起業家、マネージャーの資質をバランスを取って経営をしていくことはどんな人にとっても難しいことです。

そのために大切なことは、極端に言うと
「社長の仕事」だけをしていくということです。

と言っても、現状は難しいですよね?

現状はどんなに難しくても、何としても社長の仕事をしていくことです。 

じゃあ社長の仕事は何か?

社長の仕事には、主に4つあります。

社長や管理者の仕事は、

1.スタッフに給料を払うこと

2.マーケティングをすること

3.仕組みを作り、管理すること

4.決めること(戦略を立てること)

この4つだけです。

さらに言うなれば。

社長の仕事の1番目である、「スタッフに給料を払うこと」。


これは、その他の3つの仕事をやればおのずと達成されてしまいます。

なので、もっと単刀直入に言えば、残りの3つの仕事だけをすればいいのです。

つまり、社長と管理者の仕事は、

■社長の3つの仕事

・マーケティングをすること

・仕組みを作り、管理すること

・決めること(戦略を立てること)

この3つだけをしっかりとやっていけばいいのです。

 逆に言えばこの3つ以外のことは、
経営者としてやってはいけないのです。

これが成果を出せる経営者の、「社長の仕事」なのです。

つまりこの社長の仕事の時間を意図的に増やしていくことです。

 

1日のうち「経営をしている時間」はどれくらいですか?           

1日のうちあなたが「経営をしている時間」はどれくらいですか?

ここまでもともと経営したこともなく、「経営」というものが分からないまま、職人マインドでビジネスを始めてしまうのが、成長を妨げている原因だとお伝えしてきました。

そのため経営することは、一生懸命に作業をしてお客さんにほどこすことだと勝手に解釈してしまっているのです。

そういった勘違いをしないためにも、あなたがお店の社長として、又は経営管理者として、成功を収める秘訣を説明していきたいと思います。

まず最初に伝えたい秘訣は。
「あなたは経営者」だと
自覚するということです。

さっきのレストランの経営者の1日、酒井シェフの例でも分かったとおり。

多くの人は、経営者になっても、経営をしていません。

そして独自の経営方法これが職人で専門を極めること。

これだけに主眼が置かれています。

じゃあ、「経営者」とはいったいどんな人なのでしょう?

でも経営者とは一体どんな人なのか?

これが分からないと、社長の本来の仕事と聞いてもピンとこないですよね?

そこで次の章では、経営者について定義化したいと思います。

経営者本来の仕事の定義

 

それではこの章では、この記事のまとめとして知識の共有のために経営全体についての定義化をしたいと思います。

前回の記事に経営の定義化を。

「経営とは、顧客との絆を構築していく活動」と定義化しました。

今回はそれを踏まえ、さらに経営全体をまとめとして定義化したいと思います。

それがこちらです。

 

つまり、「経営者」とは、
「経営をする人」であり。

「経営」とは「社長の仕事」を、
することであり。

「社長の仕事」とは3つあります、
①「マーケティングをする」
②「仕組みを作り、管理する」
③「決めること(戦略を立てる)」
だけの「3つの仕事」をすることです。

「仕事」の語源は「働く」に
あります。

そして「働く」という言葉には
「はたを楽にする」という
意味があります。

つまり、お客さんや周りの困っている人、
悩んでいる人を楽にしてあげることが、
そのものの仕事であり、
ビジネスなのです。

どんな企業も、「誰かの悩み」
「困っていること」『願望」「問題」を
解決することでビジネスを営んでいるのです。

多くの企業が必死になって
「顧客が困っていることは
なんだろう・・?」

「消費者は何に悩み、
どんな解決を求めているのだろう・・」
とマーケティングをしているのです。

常に考える時のポイントは、
「あなたのお客さんの
気持ちになって考えること」です。

見込み客の「困っていること」
「悩み」「欲求」について、
手に取るようにわかり、
それをどこよりも上手に、
解決してあげることができれば、
あなたはすでに大金持ちです。


「はたを楽にする」ことが可能になり、
すなわちビジネスになっていくわけです。

店舗ビジネスを始めるにあたり必要なのは、
「専門的な技術や知識」だけではなく、
「あなたの周りにいる見込み客が
何に困っているのかを正確に知ること」です


そしてあなたのビジネスで、
どうやってどこよりも上手に解決できるのか?

それこそがビジネスの起点であり。

それを「紙とペンを持って考えること」が、
「経営者本来の仕事」なのす。

以上が経営者本来の仕事の定義となります。

以前の新町は、これらの定義の自覚がなく、ただ美味しい物をつくればお客さんは分かってくれて、また再来店してくれるはずだと、勘違いしていました‥

あなたはどこまで自覚をもって今まで経営に当たっていたでしょうか?

ぜひ、この定義をしっかりと覚えておいてください。

今より絶対に、人、モノ、金、情報、時間、知的財産の6つの経営資源が増えますよ!!

応援しています!!

共に成長していきましょう!!

新町

ABOUTこの記事をかいた人

地域密着型のビジネスを中心にマーケティングやチラシなどの広告作成アドバイス、マーケティング戦略などを行う、地域密着型!のマーケティングを利益で返す会社です。 反応の取れない広告は、お金のバラまき行為。 一撃必殺!マーケティングでは、マーケティングで日本を強くする!をスローガンに、いま日本経済に本当に必要なマーケティングを、企業様に移植するサービス会社です。 あなたの街であなたのビジネスを強くするプロのハンターです。 あなたの経営をガンガンと 爆上げさせるべく。 日夜、愛するマーケティングと広告研究に余念がない、 セールス、広告大好きのマーケティングサービス会社です。 19年飲食店などの経営を続けて、コピーライターとしても 10年のキャリアで様々な広告を研究し、模索して。 テレビや雑誌やヤフーニュース、新聞と。 多くの販売促進を成功させてきました。 20年近くの経験と知識を、 あなたのビジネスに活かしていきます。 小さな企業がなかなかできないマーケティングを使って、あなたの素晴らしいサービスを世の中に伝え、世の中の不便、不合理、非効率を解決して、心地よい社会、住みよい社会、小さくても強いビジネスを作って、強い日本の未来を作ることに人生を捧げます!! なので住みよい強い日本の未来と、クライアント様の本来ある魅力を自然と売れる仕組みを創って広げていく会社です。 なのですべての発信は強い日本の未来のためとしてとらえ。 どんな状況でも勝ち続ける力と、常に効果的な目的を 共に達成していくことを目標にしています。 多くの人があなたのビジネスのファンになっていくのを 陰ながらガンガン応援していきます!! 地域密着型!マーケティングと出会って本当に良かったと言える お互いウィンウィンの関係を目指していきます!!