こんにちは、今回はこのサイトの人気記事、ポップについて書きたいと思います。
実際、新町が 売上げ改善に真剣に取り組みだして最初に成果が出たもの。
それがPOPでした。
なぜPOPかというと、POPは今すぐできて簡単で、すぐ成果が出やすいからなんですね。
新町自体、かれこれ200枚以上は書いてきましたよ。
そして今でも、クライアントさんと一緒に、現在もよく書いています。
それでこの間、お客さんからポップの書き方や文字の書き方について質問がありました。
そこで色々答えましたら、すごく参考になったみたいで、喜んでもらったんですね。
その方のポップの悩みは、自分は文字があまりきれいに書けなくて、実際何を書けばいいのか分からない。
そんな悩みから、いつの間にか、ポップの文字の書き方や、装飾の書き方まで発展していき。
いかにおしゃれなポップを書くかということに発展していったんですね。
まさに手段が目的化してしまっている状態でした。汗
POPの役割とPOPの見本となる文字の役割とは?

その方は、美容室の方だったんですが。
自分のお店で従来のお客さんに、髪や肌の手入れ方法と、そのための商品説明会をすることにしたそうなんです。
そのお店はすごく可愛らしいゆったりとしたお店なんですけどね。
でもなんかこだわっているようで。
お店の装飾がところどころに100均ポイ飾りが場所場所にされていて、それなりに可愛いのですが。
テイストが全部バラバラなんですね。全くブランド化されていないんです。
ちゃんとしたブランドができていないのに、すごい思い込みのこだわりを持っている、そんな感じでした。
だからこれ、なんか可愛いからとか、まあお客さんから頂いた大切なものだとか。
こんな事言うとごへいがあるかも知れませんが。
全く意味のないこだわりを持ってやっているから、お店のブランドが伝わらないんですね。
なのでちゃんとブランディングできていないので、お客さんの頭の中に強烈な、伝えたいものが入ってこないんです。
そのくせ強い意味のないこだわりを持って、特に自分基準だけでこれはダメ、これはイイなどとやっている・・・
例えば、ブランディングには、お客さんの頭の中に抱かせたい、ブランドの印象を与えていくことなんですね。
そのためにブランドパーソナリティというものを作ります。
そのブランドとお客さんが触れたときに、受ける印象をお客さんの頭の中に植え付けて行くんですよ。
さっきの美容室を選ぶときには、「可愛らしい」「ゆったりとした」「くつろぎ」「癒やし」「自分へのご褒美」と決めたら。
ブランドのキャラクターをその印象に沿って、お客さんと接する全てのものに、「可愛らしい」「ゆったりとした」「くつろぎ」「癒やし」「自分へのご褒美」というものを意識させる雰囲気のものをデザインして。
頭の中に何度も何度も植え付けていくんですね。
ながくそれを植え付けることで、その美容室にブランドパーソナリティのイメージが出来上がり。
そのブランドに共感できるお客さんは、強烈なファンになっていきます。
これこそがブランドパーソナリティを構築するメリットです。
そして例えば客数は、いずれ商圏内の人口に比例して定数を迎えますが、こと好意というブランド愛というものは、無限に高めることができるのです。
そのためにはお客さんの接点すべてに対して徹底的にやって、お客さんの頭の中にそのイメージを刷り込んでいくことです。
例えばそれは見本となるイメージをしっかり構築して、内装、お店の文字、ロゴ、マーク、チラシ、ホームページ、道具、商品構成やサービス、お客さんと接する思いつくものすべてです。
でもそういうブランディングができてない多くのサロンさんは、うちにポップはダサくて貼れないし、壁が汚れるからイヤだっていう方いらっしゃいますけど。
先程の意味のないこだわりが、商売を邪魔していることがめちゃくちゃ多いんですね。
本当にそのブランドイメージ自体のベースがないというのか。
意味のないこだわりが、看板が店名だけで、外見がおしゃれで雑貨屋さんなのか、カフェなのか、花屋さんなのか全く分からないサロンさんとかもあります、また逆のそれぞれの業種の場合も。
ただこれがおしゃれだし、センスがいいからってだけで、やっていることの意図がないんですね。
やっていることの意図が・・・
まったくお客さんの方を向いていないといいますか。
実はこれ過去の僕がやっていたんですよ。
もう過去の僕はセンスの人間だと勘違いしていましたから。汗
ぜったいセンスが売上げに関係していっるって勝手に思い込んでました。
でも、こだわりが統一されてはいましたよそれなりに・・・
まあ、それだけは救いでした。
だから分かるんですけどね、その気持。
これ実はポップを書くときにすごく似ているんですね。
もうポップを書く前から、何を書いてイイか分からないし、自分は文字が汚いし、センスがないし。
もう、そんなにできない理由って出てきますかっツゥーくらい出てくる出てくる。
いいですか?
もう私フゥーよっ!!(T_T)
まずそもそもポップの意味を、間違えて解釈しているんですね。
ポップはかっこよく絵画のように部屋に飾るものでも、センスを競う展示会や競技のようなものではないんですよ。
結構、高値がついた絵やアートの話を聞いたことがありますが。
過去にポップが高値の値段がついて、コレクターの手に渡ったって話はこれまで一度も聞いたことありません。
そもそもポップの役割は、人に気づかせて、伝えて、とって欲しい行動を促すものなんですね。
まるで道路交通の標識みたいなものです。

ポップの役割は、人に気づかせて、伝えて、やって欲しい行動を促すものなんです。
ポップは伝えるためのものであって、センスを見せるものではないんです。
なので大事なことは伝わるか伝わらないか?
これこそ本質的な問いなんです・・・
だからかっこいいとか、きれいとか、かわいいも大事なことなんですけども。
何よりも伝わるか伝わらないか?
そして売れるポップを書ける僕や僕らの仲間たちの共通して持っているポップの考え方が。
POPにうまいもヘタもないのです。
いいPOPは「伝わるPOP」「売れるPOP」です。確かに僕は過去に売れたPOPの見本帳、スワイプファイル(過去の売れた見本を拝借する見本帳)を持っていますが。
オシャレだから、いいデザインだから持っているんじゃなくて、売れたから集めているんですね。
なのでまずは書く!!
書いてみて、お客さんの目の前に触れさせることが大切です。
そしてポップ自体の構成要素は、文字とデザインの2つに構成されています。
そして文章とデザインのどちらが大事かと言うと。
ここまでお読みの聡明なあなたならもうおわかりだと思います。
一番大切にしなければならないものは、伝えるための文章であり、そのデザインやキレイさはあくまでも補助的なものだということです。
たしかにマーケティングにとってデザインは、大事な要素ではありますが。
あくまでもデザインは補助的なものであり。
もっと大事なものは。
しっかりとブランディング戦略が取れているのか、もしくは取れていないのかの方がもっと重要です。
そして僕がこれまで5年以上も真剣に取り組んで、実践を重ねたことで、知る限りのポップで言わしてもらえば。
僕が知る限り5歳の子供が書いたグチャグチャなひらがなだらけのお世辞でもきれいな文字と言えないポップが、きれいに書かれたポップよりも、メチャクチャ売れるポップを知っています。
チラシの例で言えば、すごく汚い字で、文字の流れで判断しないとところどころ読みにくい、むしろ読めないチラシの方が、高い反応を出したケースを何個も知っています。
決してポップは汚い文字で書きましょうと、きょくたんなことを言っているわけではなくて。
むしろ売れるポップで言わしてもらえば、汚い手書きの文字の方が、売れるのではないかと思えるほどです。
あと、僕がやっていた飲食店では、一番文字が下手なスタッフのポップが、一番売れていました。
これはウチだけではなく。
僕の仲間たちもそういったあまりうまくない文字の方が売れるケースが多いのには驚かされました。
なので文字の綺麗さや、デザインの可愛さだけにこだわって。
あなたのビジネスのブランドである商品やサービス、内容を伝えるためのポップを書く手を止めてしまうのはもったいないですよと言いたいのです。
そしてポップはダサいとか、ウチには合わないと言われる方は、何を持って言っているのでしょうか?
たしかにポップを書く作業時間を書く時間は、手間隙かかって少し大変です。
でも一度でも売れるポップを作ったことがある人ならきっと分かると思うのですが。
全く売れなかったものが、ポップを書いた瞬間、突然猛烈に売れだして驚くことがあります。
ポップとは売れる仕組みの第一歩なんです、マーケティングの第一歩なんです。
マーケティングの定義は、
「売れる必然を仕組みを作って、広げること。」
これは何度もお伝えしてきましたよね?なのでポップは売れる必然を創る、仕組みの1つなんです。
仕組みの定義は、
「自動化と結果の保証」
でしたよね?
これもこれまでずっと伝えてきました。
もし、分からないよって方は、以前の仕組みの記事をお読みください。
↓ ↓ ↓
飲食店の儲かる仕組みを作れば、ビジネス成長がグンと早くなる!

ポップとは、一度作ればあなたがいない時間でも、勝手に商品やサービスを紹介して24時間自動で売ってくれる、人件費のかからない、無人の自動販売機セールスマンです。
そして仕組みなので、ある程度の人がそのポップを見ると、ある一定数の人が買ってくれます。
まさに仕組みの定義、自動化と結果の保証されたもの、これがポップの役割なのです。
ポップの意味は、てか、POPの意味ってあるの?


売れるポップの書き方の大きな考え方の枠組(テンプレート)

あまりに効果が出るので、ポップの研究を始め、様々な媒体にポップの技術を活用して成果を出してきました。
なのでここでは、ポップの作り方や文字のコツの手順の前に作成の考え方の枠組み(テンプレート)を説明したいと思います。
まずポップの書き方の手順をお伝えする前に、ポップの書き方の大きな考え方の枠組を説明したいと思います。
・顧客一人あたりの適正利益をしっかり確保する
・売りたい商品を決める
・ターゲットを決める(コンセプトメイク)
・誰に何を伝えるか?
・売り方を考える
まず、これらをご説明いたします。
・顧客一人あたりの適正利益をしっかり確保する
ポップを書く前に、あなたの商品やサービスの中で、利益率の高いものや、単価が高いもの、売りたい商品、季節の売れ筋商品などを探します。
そして、その前の前提で、顧客一人あたりの適正利益がちゃんと取れているのか?
これが最も重要になってきます。
なぜならば、どんなにポップで商品を紹介してメチャクチャ売れるようになったとしても。
そもそもその売れた商品やサービスがちゃんと利益が取れていないと、いくら売っても儲からないだけですからね。
・売りたい商品を決める

あなたの商品やサービスの中で、利益率の高いものや、単価が高いもの、売りたい商品、季節の売れ筋商品など、まずは売れば利益が取りやすい商品を探し、それをポップで紹介するようにしてください。
・ターゲットを決める(コンセプトメイク)

次のそのような商品やサービスが決まったら、次はどのような人がその商品やサービスを利用して喜んでくれるのでしょうか?
その商品やサービスの特徴から、ある特定の人が喜んでくれる顧客層が観えてくるんですね。
そのある特定の人の悩みや願望を自分の商品やサービスの特徴を合わせて見るんです。
例えば、老眼鏡であれば、若い人は全く興味がないでしょうし、それを必要とする状況も観えてきません。
なので老眼鏡だとしたら、いろんな状況で考えられますよね?
本当に高齢のシニアの人なら、ちょっと強めの度数にした老眼鏡で、少しオシャレをしたいなどのニーズが考えられます。
また40代くらいの、ちょっと老眼が入ってきたなって人なら。
本を読んだときやPCや携帯の文字を長時間読んでいて目が疲れるという状況かもしれません。
そうなると、ニーズはちょっと弱めの度数で、ブルーライトが入っている、少しカジュアルなデザインで老眼鏡と分かりづらい、老眼鏡がいいのかも知れません。
・誰に何を伝えるか?

なので、ポップの文字だって、大きさが変わりますよ。
老眼鏡が必要な人の裸眼で見える、ストレスのないハッキリとした色も分かりやすく、大きな文字で書くのが大切だし。
ある特定の人だけの人の問題や願望を、商品やサービスにしっかり解決策を盛り込んだ特性を持ったものを、商品コンセプトと呼びます。
なので、その特定のターゲットが決まったら、その人の悩みや願望の問題解決に特化した特徴や伝え方をしっかりと文章で伝えていくとです。
そして必要であればその商品やサービス自体も、その特定の問題解決に特化させて、売り方やコンセプトをブラッシュアップさせて文章で伝えていきましょう。
そうやることで、あなたのビジネスのブランドが高まり、多くの人に愛されるブランドができていきます。
・売り方を考える

そして次に、売り方も変わります。先程の美容室であれば、シャンプーをした時に、店販(お店用の販売商品)を付けて、頭皮地肌(スカルプチャー)を整える商品を使ったとしたら。
その商品の紹介するポップを貼る位置は、シャンプーをするシャワーボールと呼ばれる、シャワーの位置か、次にセットで座る鏡の前ってことになりますよね?
そこにその頭皮を整える商品関連を紹介するポップがあれば、その商品とさらに他の商品も売れる可能性があり、客単価が上がります。
こうやって、売り方を考えるんですね。
売れるPOPの書き方や文字のコツの作成手順は?

続いて、売れるポップの書き方や文字のコツ、作成手順を説明したいと思います。
・売りたい商品を決め、そのターゲットをしっかりと決める
・特定したターゲットに適した伝える内容は1ポップに1つの題材、一貫性を持たせる
・お客さんの状態と行動を考え、貼る場所を決める
・貼る場所の全体像で貼るポップ形態を決める
・必要な写真や証拠やイラストを集める
・デザインや色の黄金比をある程度意識する
・各テンプレートに沿って、真似て当てはめるだけ
・ポップの各パーツ
・売りたい商品を決め、そのターゲットをしっかりと決める

まずターゲットを決める前に、売りたい商品を決めます。
これは先ほど説明した通りです。
売りたい商品やサービスとは。
あなたの商品やサービスの中で、利益率の高いものや、単価が高いもの、売りたい商品、季節の売れ筋商品のことでしたよね?
そしてターゲットは、売りたい商品やサービスが決まったら。
次はどのような人がその商品やサービスを利用して喜んでくれる人をターゲットにしていくということでしたね?
これらは先ほど説明したので省略いたします。
・特定したターゲットに適した伝える内容は1ポップに1つの題材、一貫性を持たせる
よくポップで紹介しようと思ったら、あれもこれれもと色んなことを伝えてしまっている人がいるのですが。
伝えることはなるべくシンプルに、そして一貫性を持たせて伝えることを心がけてください。
できれば1つ、多くても3つです。
それ以上は人は覚えることができません。
伝えることは一番伝えたい商品からの恵み(この商品を得ることで、あなたはこのようになれる=商品の恵み)を伝えて。
商品の特徴や、メリットから、だから→〇〇になれると伝えてあげましょう。
例えば、頭皮のスキンケア商品だと。
頭皮の健康状態をしっかりと整えてくれます。(特徴やメリット)
だから
↓
毛根から健康な髪を育て、抜け毛や髪のハリとコシとツヤがよみがえります。
↓
だから、モテるようになって、異性の人気者になれますとか。
だから、顔がパッと明るくなり自信がみなぎるようになって、人とのコミュニケーションがうまくいきますとか。
シニアの方だったら、だから、10歳若く見られるようになります。
こういう、商品やサービスを得たことによる、そのターゲットの未来を、一貫性を持って伝えてあげることなんですね。
・お客さんの状態と行動を考え、貼る場所を決める
これまで、ポップは誰に何を伝えるかが大事だとお伝えしましたが。
もう一つ売れるポップに必要なのは、タイミングというのが重要になってきます。
なぜならば人は感情で物を買い、理屈で買物行動を正当化する生き物だからです。
なので人が欲しくなる感情のタイミングで、ポップで案内することが大切です。
タイミングが合わないと、まあ今度でいいかとお客さんは思ってしまい、その今度というのは二度と来ません。
なのでお客さんがほしいと思ったタイミングで、ポップで紹介するようにしましょう。
お客さんの入店から、帰って次回の来店までをすべて分解するんですね。
その時の考え方は。
来店して→受付して→待合室で待っていて→カット席に座ってカウセリング→シャンプー→カラー→シャンプー→パーマ→シャンプー→カット→シャンプー→セット→次回の予約→お支払い→お帰り
まあ、そのお店で、工程は変わると思いますけど。しっかりとまずお客さんの行動を分解して、行動と状態を考えて行くんですね。そしてその時、どのようなサービスや商品を使用するのか流れで書いていきます。
そして次は、売り上げの公式は。

ですよね?
そしてPOPを書く時に考えることは。
・客数を上げるためにはどうすればいいのか?
・客単価を上げるためにはどうすればいいのか?
・購入回数を増やすためにはどうすればいいのか?
これらを考えてポップを書くことです。
・客数を7%改善
・客単価を7%改善
・購入回数を7%改善
こうすると21%の売上アップをさせることができます。
・貼る場所の全体像で貼るポップ形態を決める

売れるポップを作るためには、まず紙や文字の色や大きさや形は変わります。
売れるポップを作れない人は、紙の色や大きさをA4サイズだとか、B4サイズで四角の紙に書こうとするんですね。
ポップって貼る場所によって色や形、文字の色まで変わってくるんですよ。
そして貼る場所は、商品自体に貼る場合と、消費するまたはサービスを行う壁に貼る場合と、売り物の什器や、机立てで表示する場合もあります。
僕の仲間たちは、窓のガラスに書いたり、シャンプー台の天井の壁に貼ったり、店員の背中に張ったりと、貼れる場所はどこでも貼るという感じです。


どこでも貼れということではなくて、相手に読む気を起こさせること。
相手にとっての文字や装飾を考えてすること。
貼る場所や壁の色を考えて、大きさ、文字の大きさ、フォント、紙の色を考えて書いていくのです。

そのお客さんが椅子で座って見るPOPであれば、ちゃんと椅子に座って文字が読めるのかを必ず確かめる必要があります。
例えばシニアの方に書いたポップであれば、十分な文字の色と大きさがあって、その場所からちゃんと読むことができるのか?
また壁紙が白色なのにポップの紙が白色だと、目立つPOPになりません。
そしてPOPの紙が緑色なのに、黄緑色のマジックで文字を書いても、文字が読みにくくなります。
またお客さんが頻繁に移動する場所にポップを貼っても、なかなか見てくれません。
なので一定期間お客さんが停止した状態で滞在してくれる場所に貼ることなんですね。
なので貼る場所は、椅子やテーブルが有る場所。
待合室、施術場所、トイレ、会計時のテーブル、入り口前などです。なのでその
そういったお客さんが滞在する場所に、客単価、客数、利用回数に関するポップを貼ってお客さんと密にコミュニケーションを図って、あなたのお店のブランドを積極的に伝えてきましょう!!
・必要な写真や証拠やイラストを集める

先程、人は感情で商品を購入し、理屈で購入した行動を肯定する生き物だとご説明しました。
そしてこの証拠写真や、イメージさせる写真というのは、人に感情に訴えて購入させるためには、すごく大切な要素です。
なので、そのターゲットがなりたい未来や、それらの商品を体験している写真や証拠写真やビフォーアフターで伝えると、感情が動きます。
POPというは、比較的文字や情報が少ない媒体です。
その小さな媒体の中に十分な情報を伝えるためには。
文字や言葉を補助したり、証拠として示してくれる、写真やグラフなどの、視覚的な情報の要素が大切になってきます。
なのでできる限り、過去の実績や証拠や裏付けとなるもの、または体験している理想の世界を見せてくれる写真や証拠や絵を見つけましょう。
・デザインや文字や色の黄金比をある程度意識する

POPの文字を目立たせる場合は、強調したい文字を大きくしたり、アンダー線や紙の周りや文字の縁取りに線を引いて目立たせる方法があります。
このように強調死体文字は大きい字で、そして周りに縁取りを入れると、存在自体が目立ちます。
そして、たくさんのポップを作ってきましたが、何よりも手書きの文字のポップの方が反応を取れるので段々と、手書きポップを書くようになりました。
そしてもしあなたが売れるポップを作りたいのであれば、できるだけ早く書くことをおすすめします。
こだわってデザインを考えて時間を掛けて書いても。
結局売れなければ。
そのこだわった時間が無駄な時間になるし、結果が出るのも3倍くらい違ってくるからです。なので早く書いて市場に出して結果を調べることです。
そしてうまくいったら、少しずつ修正して精度を上げていきました。
早く書くコツは、プロッキーマジックを使うです。この危険なドリンクはいかが?と書いた文字は、プロッキーマジックで書いています。
このマジックの太いペン先で書くと、デザインされたような文字が書けるし、字の下手な人でも、うまく見える不思議なマジックです。
そしてできれば頭の中に入れてほしい文字の色やデザインの黄金比というものがあります。
決して全てをそれに合わせる必要はないのですが、これらの知識を少し入れておくと。
ポップだけではなくチラシやその他の広告など。
デザインや文字の色などで、大きく外すことがありません。
ここではデザインよりも、色の黄金比を説明します。
まず色の黄金比は文字の色は3色あります。
(メインカラー・サブカラー・アクセントカラーの3つ)

◆メインカラーとは
このメインカラーは、その広告デザインでの一番の印象を与えるための、多くの割合を含んだ色のことです。
それは背景色などの、デザインのベースになる色に使用されています。
なのでポップの場合は貼る場所の差し色、つまり対局する紙の色を選ぶことですね。

僕はこのカラーチャートなどを使って、反対の色を探すことがあります。
カラーチャートは必ず必要ではないですが、あると便利です。
このメインカラーの認識は、ポップで言えば、画用紙の色だと考えてください。
そしてこのメインカラー、画用紙の色で、必ずメインカラーが存在し、この色を何色にするかで、文字の色や他の補色の色、全体の広告デザインの印象が決まります。
◆サブカラーとは
サブカラーとは、メインカラーのデザインに深みや華やかさを与え補色する色です。
文字は逆の色を使う場合が多いですが、デザインであれば、メインカラーに似た色を使用するケースが多くなります。
デザインの色の選び方のコツとしたら。
メインカラーを補う役割のサブカラーは、メインカラーの画用紙の色と比較し、控えめに入れたほうが全体のバランスを保つことができます。
◆アクセントカラーとは
広告デザインで考えるアクセントカラーというのは。
デザイン全体を、逆色を使って引き締める色のことです。
そのため普通アクセントカラーは、メインカラーやサブカラーの補色(反対色)となる色を使用することが多いのです。
全体のデザイン雰囲気と全く異なる逆の色を入れることで、同系色ぽいデザインがガツッと引き締まるからです。
割合としては、メインカラー・サブカラーを邪魔しない少量の使用をおすすめします。

◆3つの色の黄金バランス
このようにデザインの基本の3つの色には、黄金バランスというものがあります。
人が気持ちいと感じる比率のことです。
そしてこの黄金比には、デザインの比率と配色の比率の2種類があります。あのレオナルド・ダ・ヴィンチの絵も、アップルのマークも黄金比で作られていると言われています。

この人が気持ちいと感じるバランスのデザイン比率を意識することで、人に見やすいデザインが生まれ、お客様にも思い通りの印象を与え、お客さんの行動をコントロールすることが出来ます。

そして黄金比の配色バランスはこの図の通りですが、サブカラー・アクセントカラーは複数色使用する場合もあるんです。
でもできるだけ、多くの色を使わないことです。
できるだかサブカラーがメインカラーの比率を超えることがないよう、注意しましょう。
大事なことは、上記の比率は崩さず配色することが大切です。とは言っても、それらの比率をしっかり計算して作るのは、やめましょうね!!
あくまでも、頭の片隅に入れておいて、それらの知識を考えて、効率よく、早くポップを作ること、これが何より大切です。
決して手段が目的化しないように気をつけましょう。
・テンプレートに沿って、真似て当てはめるだけ
人間がモノが欲しくなる人の心理の順番に当てはめて、考え出されたものが、AIDAの法則というものがあります。
AIDAの法則
消費者があるモノを知り、それから買うという行動に至るまでの、消費者の一連のプロセスのことです。
Attention(注意を引き)→Interest(興味を持ち)→Desire(欲しくなり)→Action(行動【購買】する)。
コミュニケーションに対する反応プロセスでもあります。
多くの広告はAIDAの法則を意識しています。
これをPOPの各パーツに当てはめて書くだけ。

1.タイトル 2.目を引く写真
なので最初のAttention(注意を引き)、注意を引くためにキャッチコピーというタイトル、大きな文字や、アイキャッチと呼ばれる大きな目を引く写真やイラストで、人の注意を引きます。
3.共感する文章
そして次の、Interest(興味を持ち)、興味を引くために、特定のターゲットに絞りキャッチコピーやアイキャッチなどで、その人だけの悩みや問題や願望を、明確化させ共感する文章でその問題の解決方法があることを共感する文章で知らせます。
4.本文
さらにその問題を自分事だと感じさせるために、Desire(欲しくなり)、をボディーコピー、本文の主要な文に引き込んでターゲットがどのようになれるのかを読ませて欲しくさせていきます。
5.行動を促す文章
最後にやってほしい行動を促す、Action(行動【購買】を促す文を、クロージング文で書いていきます。
・POPの各パーツ
ここまで説明してきたとおり、売れるポップには、抑えておかなければいけない、5つのポイントがあります。
それが先ほど紹介した各パーツです。
ただ、ポップは小さな紙に書く、情報量が少ない媒体です。
なので広告物の大事なパーツがすべて無駄なく入っています。
その小さな広告物の中であなたが、売れるPOPが書けるようになるのは、大きな武器になり、自信にもなります。
そしてこれらの5つのポイントをしっかり抑えて、いろいろな広告物を書くようにしてください。
最後に先程の5つのパーツをポイントで説明しますと。
①特定の相手に呼びかける
②特定の相手の興味を引く
③相手の気持を理解、共感する
④価値を伝え、用途や使い方や未来を伝える
⑤やってほしい行動を促す
そしてさらに。
①悩み・問題(情報提供)
②こういうことで悩んでいませんか?
こういう問題を持っていませんか?
③それって〇〇だから、こういうことが起こるんだよという原因
④それって、どうやったら解決できるんだよと、教えてあげる。
(解決法)
⑤その解決方法が商品やサービスを使うこと。(購買)
便利・時間短縮・お金節約・簡単を書いてあげる
↑人は興味がある。
これをあなたの言葉で、お客さんの立場に立って伝えてください。
売ることは、全部思いやりなんです。
僕も最初はこのようなポップからはじめました。
きっと大きな反響を得られるはずです。
応援しています。
新町
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